シェルブールの雨傘のレビュー・感想・評価
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カトリーヌ・ドヌーブが美しい
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台詞がすべて歌になっているので最初は違和感を覚えるが、次第に映画の中にぐいぐい引き込まれていく。特に感動のシーンが2つ。一つは、彼が戦地に行ってしまう前の別れの場面だ。あの有名な主題が流れ、思わず泣けてしまった。もう一つは最後のガソリンスタンドのシーン。二人どちらも生きていて、納得して結婚して一見幸せそうだ。でもなぜか涙が流れてくる。男性側から見て、元の彼女が幸せなそうな家庭を築いているは本当は辛いだろうな。登場人物みんないい人なのが、一層切なくなる。このラスト、映画の冒頭が雨なのに対して、雪になっていて、バックに流れるミシェル・ルグランの音楽と共に切なさにいっそう拍車がかかり、止めどなく涙が流れてしまったのを覚えている。
この頃のカトリーヌ・ドヌーヴは、まだ綺麗というよりも、かわいいといった表現の方が良いかもしれないが、この映画にはぴったりの役柄だ。ブリジット・バルドーだったらミスキャストになっていたでしょうね。
今愛している人と、永遠に結ばれるわけではないこと。
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環境の変化でいくらでも運命が変わることを教えてくれます。
気になったのは、カトリーヌの恋人、元恋人役の俳優さん。戦争から帰還した前後で、雰囲気変わりましたね、色っぽさが増したというか。髪型、表情、姿勢、何が印象変えたのかはわかりませんか、確実に変わっていました。語弊を招くような言い方ですが、戦争で一皮向け、それを、彼は体現してたとおもいます。
カトリーヌは近年「しあわせの雨傘」という傘を題材に映画にでましたね。
こちらが悲劇なら、あちらは喜劇でしょうか。比較し見ても面白いですね。
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