劇場公開日 2020年2月21日

シェルブールの雨傘のレビュー・感想・評価

全64件中、41~60件目を表示

4.0色彩感覚

2019年3月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

イントロの歩道を上から映すシーン。計算されたテンポと美しさ。そして有名なテーマ曲。映画が始まる前にワクワク感。これだけで楽しみになってくる。

本編のシャツやコート、自転車とかかっこいい。
エッソの看板と雪景色、黒い車、ラストのコントラストも記憶に残り続けるだろう。

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Bluetom2020

4.5音楽と色彩・佇まいの美しさに圧倒される。

2019年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

萌える

遠距離恋愛の悲劇。
 よくある話と言えばよくある話だけど、だからなおさらその悲劇に我がごとのように心かき乱される。遠くの親戚より近くの他人とは良く言うけど、だけどね、やっぱり純愛を期待しちゃうのに…ああ。

現代と違うのは、未婚の母に対する風当たり。
 今でこそ珍しくはないけれど、この映画の設定の時代ではあり得ない、ましてやある程度の階級に属する女性には。
 カトリックの国。国は違うけれど、『あなたを抱きしめる日まで』が頭をよぎる。
 そんな時代を考えれば、「アルジェリアがあんな状態だから結婚は」と言いながら子をなすようなことをしていくなんて、ギイも無責任だなあと親の立場からは思う。
 それが、16歳と20歳の青春なんだと言われてしまえば、そうなんだけれども。

全編歌。吹き替え。
 なので今ひとつ演技的には深みにかけるけど、なんて斬新な試み。オペラを想定したそうな。

特筆すべきははその色使い。
 ファッションは元より、インテリアとの兼ね合い。
 一見の価値あり。
 インテリア・着こなし、佇まいの手本にもしたい。

その中でも、オープニングの傘の乱舞が見事。
 映像と音楽の魔術にかかったまま、物語に誘われる。

この映画を普遍のものにしているのは、なによりラストの展開だろう。
秀逸。
 数年後、クリスマスの出会い。これがまた超現実的。
 人生なんてそんなものさ。そうするしかないのさ。そう思いながらも二人の胸の内を推し量りながら、涙がはらはらと。
 色数は少ないながらも、圧倒的な色と音楽に、いつまでも余韻に浸りきってしまう。

とはいえ、
 基本ドヌーブさんありきの映画。
 ジュヌヴィエーヴのこの世のものとは思えない美しさと、マドレーヌの地に足ついた美しさ。母の品格ある美しさが、美しい音楽と相まって、夢の世界に連れて行ってくれる。ピリリと胡椒を効かせた甘い世界。

戦争が引き裂いた二人の悲劇。長距離恋愛の悲劇。周りにもよく転がっているし、ドラマの題材としてはありきたりのもの。
 その王道の恋愛物語を、シンプルに枝葉なく描き出した映画として、この映画以上のものがこれからも生まれるのだろうか?

叶わなかった恋に想いを馳せつつ、夢に浸れる映画です。

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とみいじょん

4.0全部、雪のせい。

2018年10月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

フランス語のミュージカルは初めて見ました。単語がちょいちょい聞き取れるな、くらいなのでわりと純粋に音楽を判断できてる気がします。音楽ステキ〜。
ヒロインのコートとワンピースがめちゃんこ可愛い。
ドールハウスの中みたいな家だし、家具も小物も全部作り物っ感がすごいあります。これって当時普通なのかな?
それいる??どこで売ってんの?みたいなもんばっかあります。

「僕を待っててくれるね?」なんて手紙で書いちゃって、いざ帰国したらこの有様。あちゃーって感じですね。子供いんのになぁ。

1部はなんだこりゃ〜って感じで、2部になってふーん?みたいな。でも3部で一気に面白くなります。なんか、勉強したことが全部繋がった感覚(なんやねん)。

唯一共感できたマドレーヌ。ほんとは前に好きだった人忘れられないんじゃないの?私は代わりなんでしょ?絶望の果ての選択でしょ?
っていう言葉はすごかった。腹割って話して良かったね二人とも。

「回り道をしてきたの」って言葉が全てじゃないですか。女は簡単に捨てるくせに、いつまでも相手の事嗅ぎ回っちゃうんです。
映画1本取れるような思いっきりの恋愛、何も考えずにやってみたい。

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奏枝

1.5ひどすぎる、、、

2018年10月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

全部歌っちゃうし…(^^;
内容がひどすぎるでしょ
雨のシェルブールはラスト雪だったと

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mamagamasako

4.0お洋服と女優さんが可愛い

2018年9月29日
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鑑賞方法:VOD

エンディングは微妙?ですが、

髪型にお洋服、傘屋さんや家などが可愛い。

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シャネルちゃん

4.5結果幸せならいいじゃない!! もちろん途中は切ないけど。 若いんだ...

2018年5月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

結果幸せならいいじゃない!!

もちろん途中は切ないけど。
若いんだからこういうこともありますよ。

全編歌というのは知ってたのでそれで避けてたわけだけど、むしろ途中で歌い出すミュージカル映画より見やすかった。
変な感じだけど、いきなり歌うよりずっと自然でよい。

ドヌーヴの仕草、衣装、ヘアメイクは言うまでもなく、部屋のインテリアや他の出演者の衣装も素敵すぎ。あの壁紙、いいなあ。

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本まぐろトロ子

5.0シェルブールの雨傘 ~ それぞれに掴んだ幸せ

2018年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

幸せ

この映画の大きな特徴は全編を通して流れるミシェル・ルグランの甘美で抒情的かつ、流麗だが、やや荘重な音楽にすべてのセリフがそれに絶妙に乗る、極めて異例な音楽劇であること、それが非アメリカ的で観る者の心に抵抗なく滑り込んでくることとである。さらに当時、はたちくらいのジュヌヴィエーブ ( ドヌーブ ) の瑞々しく、やや幼さの残る初々しさにも注目してよい。余談だが後にギィと結婚するマドレーヌにこそドヌーブを凌ぐ大人の魅力が垣間見られる。もう一つ注目していただきたいことは映像処理の見事さである。ピンクや赤 ( 場面によっては薄いブルー ) を主に淡くソフトな色調を押し通し、それがこの映画の華美と他に類を見ない魅惑的な叙情の流れに寄与している。
ストーリーは "すれ違いの恋愛劇”に部類すると思うが、恋愛には、優しさ、理解、思いやりが必要であること、また月並みだがいくら狂おしい恋愛も将来の経済的後ろ盾が必要であることを物語っている。だからドヌーブも熱愛してはいるが、一介の自動車修理工に過ぎず、徴兵されて今現在の生死も分からぬギィに捨てきれぬ思いがあっても、ギィの子を宿していることを承知の上で、それでもなおプロポーズする裕福な宝石商に同意する。これが真っ当な現実であることもこの映画は物語っている。さて無事復員したギィは、これにがっかりするが、失意を乗り越えて、おばの遺産と金策して得た資金を元手にガソリスタンドのオーナーになり、かねてからの幼なじみのマドレーヌと結婚し、一児をもうける。これもマドレーヌの当然の選択である。ただガソリンスタンドでの別れのシーンでドヌーブの表情や話しぶりがやや空ろなのは何故か。
” シェルブール...”は、こうして幸せをつかんだ二組のカップルをそれぞれに描き分ける。

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細谷久行

5.0見始めの違和感を忘れずに

2018年3月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

幸せ

ギラギラした世界で常に歌いながら、コテコテの男女の愛が語られる、しかもカットカットの違和感など無視してどんどん話が進む…正直ついていけない、無理これ…そう思いながらも、次第に派手ながらもイカした色彩にはまり、徹底的に歌い続けるその演出に笑い、楽しさ、凄さなど感じだして、2部に突入し出すと次第にこの物語の形なども見えだして、エンディングの壮大なる旋律には感動と納得で満たされた。
違和感あるものがいつの間にか当たり前の事柄に変化している、まるで人生そのものを描ききった作品に思えて、ただただ賞賛あるのみ。

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SH

3.5美しきミュージカル映画

2017年7月29日
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こんなミュージカルがあるのか、と驚いた作品
全編、登場人物たちが歌っているのである!
正直見るのに疲れるくらいだ

壁紙、洋服、背景何をとっても美しくて、その中でカトリーヌドヌーブが全然負けずにむしろ馴染んでいるのが凄い。真正面から捉えた時の、バランスの良いシンメトリーなカトリーヌドヌーブの顔の美しさたるや。それだけでも見る価値ありますな。

昔の映画っていうのは、ストーリーを進めるために断面的に映し出すことが多かったのかと思う。日常的ではなくて。
あと結構長回しだったなあ。

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JYARI

3.0レンタルDVDにて観賞

2017年6月12日
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全編会話も歌で通すスタイルが私には先ず馴染まなかった。なんか痒い。

ヒロインのお母さんも押しつけが強く、未だかつてないほどイラッとくる映画上の人物だが、結局彼女が正しかったと思われるこの皮肉。
未練を持つのが『ラ・ラ・ランド』と男女相違するのは時代故か。

全編のカラーコーディネイトだけでも一見の価値あり。ラストシーンも心に残る。

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shallowwhite

3.0エンディング

2017年5月18日
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エンディング曲の切なさすごい。

どうなろうとお互い幸せ。
カタチが少し、イメージしてたものと違うかも
しれないけれど、どんなカタチでも同じ幸せ。
大きさなんて測れない。

あああああああああ!

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namakemono

4.0全編歌のみとなると…

2017年3月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

楽しい

寝られる

「ロシュフォールの恋人たち」が本作の製作陣によって作られたことを知り鑑賞。
ストーリーはシェルブールの街を中心に二人の男女の恋を描くもの。ストーリー自体は今となっては至ってありきたりなもの。ただ、1964年の本作公開当時は全編歌のみのミュージカル映画は画期的だったと思われる。シェルブールの街並みや情景はとても美しく、フランス映画特有の色彩美はこの時代の作品からも感じられる。
個人的には、「ロシュフォールの恋人たち」の方がストーリー、音楽共に好みだった。

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ジンジャー・ベイカー

3.5雨はやがて雪になる

2017年3月18日
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鑑賞方法:VOD

恋に恋する事と現実的恋愛、ラストの彼女の問い掛けは反語のようにも聞こえ、愛を貫く事の大切さとその難しさを語りかけているように思える。普遍的な男女の恋愛、初恋は実らない。全ては時が解決してくれる。ただ想いを裏切ってまで手に入れたかったものは今あなたを幸せにしているか?と。物哀しくも温かいエンディングは誰しも経験した恋の傷が疼く。でも子供かわいそうだよなぁ…1〜2章の登場人物全ての浅はかな感じも3章までこないとただただ鼻につく。レトロなファッションと美術と全編一貫したミュージカル、名曲の数々は素敵です。

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yuitos

4.0当時の女性は相当この映画に支えられたことと思う。

2016年7月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

1964年公開、ということはほぼ半世紀前の映画なのね、
音楽映像キャスト内容完璧だと思います。
セリフがすべてミュージカル。

女の幸せとはなんなのか。
愛し合う幸せと愛される幸せ。
この映画における愛してくれる男の絶対的な安定感。
主人公は揺らぐ心の中、社会的に正解の恋を選ぶ。
最後に元恋人と偶然出会うが、お互い幸せなことを確認して去る。
切ないけれどもそれで正しかったのだと思えるラスト。
当時の女性は相当この映画に支えられたことと思う。
まだまだ「好き」の気持ちだけで無茶な結婚とかできない時代だったもの。
それを考えても、本当に素晴らしい映画。

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うえあおい

2.0恋愛叙情詞

2016年6月12日
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鑑賞方法:映画館

言葉による思念を音楽によって飛ばす(冷静に考えさせないという点においてミュージカルは素晴らしい。故に綺麗事(恋愛と相性が良い。文化的にフランスは進んでるなー、不倫1つで大騒ぎの日本は三周遅れぐらいやな

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めたる

3.0無作法・無遠慮の力技

2015年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

冒頭の自動車整備士たちの会話から歌である。いきなりセリフが歌なのでちょっと驚く。そして、残業を断るセリフまで歌になっているあたりから、この映画の大きな「意図」が分かり始める。
全てのセリフに節がつくという無茶な企みをこの映画は最初から最後までやり通すのだ。しかも、当初抵抗を感じている観客でも、次第にこの企みにまんまと乗せられてしまうところがすごい。
また、カットのつなぎの非常に雑なところも、観ている者は無理を感じずにはいられない。
あまり映画を観ない娘ですら、カーニバルの街頭から屋内へ入ったシーンの不自然さを指摘。「あれでは賞は取れないよ。」とのダメ押しすら入るが、なんとカンヌのグランプリ受賞。
受賞の理由は知らない。しかし、雑で無理やりなカット、極めて意図的なカラーコントロール、観客はその無理矢理加減を意識しながらも、この映画に運ばれている自分をどうすることもできないのだ。途中で降りることなど許されないジェットコースターにでも乗った気分で90分間が過ぎていく。
ミシェル・ルグランの音楽がモダンでロマンチック。それでいてテンポの良いビッグバンドのサウンドが素晴らしい。映画の成功はもちろんこのサウンドの力によるところが大きい。
映画らしい作法・言い回しを欠いてはいても、それがこれほどまでに徹底しているとすごい力を生み出す。

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佐分 利信

5.0遠距離恋愛の難しさと儚さ

2015年5月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

「MOVIXさいたま」では、「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」という名で、
昔の洋画を1000円で、週替わりで年50本を再上映しています。
(昔の映画が、デジタル修復技術で、こんなにも綺麗な映像になるのですね)

本日は、1964年制作フランス映画「シェルブールの雨傘」を観てきました。
私が、7歳・小学1年生時の作品です。
1964年のカンヌ国際映画祭でグランプリであるパルムドールを受賞しています。
恥ずかしながら、こんな有名な作品と音楽なのに、観たのは初めてでした。
(日本では、岩崎宏美が歌っていましたね。)

カトリーヌ・ドヌーヴ(71)が主演ですが、俳優は全ての台詞を歌いながら喋ります。
すべての台詞にメロディがつけられた「完全なミュージカル」です。
換言するなら、最初から最後まで、常に音楽が流れています。

当該作品は、1954年から1962年に起きたアルジェリアの独立戦争が背景ですが、
むしろ、「遠距離恋愛の難しさと儚さ」がテーマだと思いました。
私も、大学・大学院時代5年間も同棲し、互いの両親も結婚を認めた女性がおりましたが、
私の卒業・就職を機に、彼女は秋田に帰り、遠距離恋愛となると、簡単に、
地元秋田の男性に略奪されてしまいました。

カトリーヌ・ドヌーヴ演じる彼女は、結婚の約束していた工員の男性の子供を
妊娠しながらも、遠距離恋愛中(2年間の兵役中)に、裏切り、
金持ちと結婚してしまいます。
私は、絶対に彼女を許せませんが、裏切られた男性も、
あんな打算的な女と結婚せずに幸せだったと思いました。

映画も私の経験もそうですが、携帯電話やインターネットがあれば、
また、展開が変わったかもしれませんが。。。

ただ、音楽は素晴らしく、フランス語も解らないのに、なぜか涙を誘います。
ミュージカルとしては、最高と言うよりは、「異色」な作品だと思いました。

Michi
[PS]
カトリーヌ・ドヌーブは、ちょっとオリビア・ニュートンジョンに似ていますね。。。
この頃のフランス映画は、米国映画と同等かそれ以上だったのに今は。。。

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Michi

3.01964年制作ってすげえな

2013年12月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

全編のセリフが歌っていうかなり凄い作り。
観るまで知らなかった。

ミュージカルはその歌が最重要だと思うけれど
ルグランの曲とフランス語の響きはこれ以上ないというマッチング。

カラフルな色使いも鮮やか。オシャレ過ぎる。
ラストはフランス映画らしいほろ苦い幕切れ。

カトリーヌ・ドヌーブが美しい。
難しいこと言わずに綺麗な女優を見てればいい映画かな。

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散歩男

3.5綺麗な映画

2012年7月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

幸せ

大人の甘酸っぱい恋愛。

通して音楽・台詞がマッチし、わざとらしさが感じられないというか、自然な感じで進むにつれ見入っていた。

ドヌーブは綺麗ですね。美人という表現が一番合ってるかもしれません。

作品通しての流れ、人物等綺麗な映画でした。

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hiro

5.0真実の愛情を知りたいなら

2010年9月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波、CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

難しい

始まりから最後までほとんど劇中曲が途切れず、セリフがほぼ100%歌詞化してるのは素晴らしい。

ミュージカルの恥ずかしさはまったくないですよ。

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HiRO/山路昌宏