「愛は永遠か」シェルブールの雨傘 フレンチカンカンさんの映画レビュー(感想・評価)
愛は永遠か
「貴方なしでは死んでしまう」といってたカトリーヌ・ドヌーブ(ジュヌビエーブ)が、兵役に赴くニーノ・カステルヌオーヴォ(ギイ)の乗った列車がまだそこを動いている途中で、くるりと踵を返してホームの向こうにスタスタと立ち去る姿に、あれ、これはいったい何なのだろうと思う印象的なシーンがある。ロッサノ・ブラッツイさえキャサリン・ヘップバーンが見えなくなるまで見送ったではないか。
愛は永遠なのか、「ラ・ラ・ランド」と共に「んー、あるある」なんて、恋を考えて欲しいシリアスな作品である。この時カトリーヌ・ドヌーブは20歳位。大人びた顔をしていた。
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