劇場公開日 2020年2月21日

「見始めの違和感を忘れずに」シェルブールの雨傘 SHさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0見始めの違和感を忘れずに

2018年3月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

幸せ

ギラギラした世界で常に歌いながら、コテコテの男女の愛が語られる、しかもカットカットの違和感など無視してどんどん話が進む…正直ついていけない、無理これ…そう思いながらも、次第に派手ながらもイカした色彩にはまり、徹底的に歌い続けるその演出に笑い、楽しさ、凄さなど感じだして、2部に突入し出すと次第にこの物語の形なども見えだして、エンディングの壮大なる旋律には感動と納得で満たされた。
違和感あるものがいつの間にか当たり前の事柄に変化している、まるで人生そのものを描ききった作品に思えて、ただただ賞賛あるのみ。

SH