「当時の女性は相当この映画に支えられたことと思う。」シェルブールの雨傘 うえあおいさんの映画レビュー(感想・評価)
当時の女性は相当この映画に支えられたことと思う。
1964年公開、ということはほぼ半世紀前の映画なのね、
音楽映像キャスト内容完璧だと思います。
セリフがすべてミュージカル。
女の幸せとはなんなのか。
愛し合う幸せと愛される幸せ。
この映画における愛してくれる男の絶対的な安定感。
主人公は揺らぐ心の中、社会的に正解の恋を選ぶ。
最後に元恋人と偶然出会うが、お互い幸せなことを確認して去る。
切ないけれどもそれで正しかったのだと思えるラスト。
当時の女性は相当この映画に支えられたことと思う。
まだまだ「好き」の気持ちだけで無茶な結婚とかできない時代だったもの。
それを考えても、本当に素晴らしい映画。
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