「『I LOVE N.Y.』・・・こんなレビューでゴメンネ、ゴメンネ!」ニューヨーク、アイラブユー 流山の小地蔵さんの映画レビュー(感想・評価)
『I LOVE N.Y.』・・・こんなレビューでゴメンネ、ゴメンネ!
本作は、映画通向けの作品だと思いました。11人のクリエーター達はそれぞれ訳ありで、うんちくを掘り起こすのに暇がないことでしょう。確かに、それぞれの個性豊かにもNYの日常に起こっているもラブの一面を切り取ってはいます。
後半の老夫婦の散歩のシーンのように凄くハートフルな作品も多くて、心地よさも感じました。また11本の作品が独立しているばかりでなく、同じキャストがクロスしている部分もあって、全体が『ニューヨーク,アイラブユー』で関連させているところもオムニバス作品としては、ユニークなところではないでしょうか。
ただ一本あたり約10本程度の短編では、やはり物足りないです。相当画面に集中して、自分でイメージをふくらませ鑑賞しないと、この世界にはまりにくいのではないでしょうか。
エンターティメイントではなく、アートとして映画を鑑賞できる人にとっては、とってもポエムに満ちたオシャレな作品なので、共感するところ大でしょう。小地蔵は、前半爆睡してしまいました(^_^;)
ところで11の愛の形には、いきなり初対面の人に、セックスを持ちかけるシーンが何本かあって、あまりに開けっぴろげだと、嫌らしさがなくなるもんだと妙に感心してしまいました。そんなセクハラな、ハントもNYだから許されるのでしょう。
同じNYで、市役所で『I LOVE N.Y.』Tシャツを販売している千葉県流山市では、とても許されないことです。ニューヨークに対抗して、流山でも『I LOVE N.Y.』という映画を作りたいものです。小地蔵は、流山をとても愛していますので(^_^;)
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