ボルトのレビュー・感想・評価
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作られた世界と現実の違いと、違わないこと
やや古いCDアニメだが味がある。
白い犬のボルトが大活躍する。
ボルトが現実の世界に飛び出して、黒猫のミトンズとハムスターのライノと出会い、本当のこと(自分が普通の犬だったということ)を知ったり、ミトンズから人間は信用できないと教えられるが、愛するペニー(元飼い主の人間の女の子)を命懸けで救助するという感動的なストーリー。
テレビで放映される演技して作る世界と現実は違うということをわかりやすく教えてくれている。
また、違いだけでなく違わない愛というものが現実の世界に確かに存在しているというメッセージが素敵。
意外にも佐々木蔵之介がハマっている
TVドラマのスーパードッグ役のボルト。 自分がスーパードッグと信じ...
3.5-4くらいの満足感
隠れた?名作
キャワイイわんこに癒される。
テレビの架空のヒーローより、当然ですが、現実のヒーローの方が必要だし、かっこいいです。
この映画はCGアニメで、動物キャラクターが活躍する話なんだけど、そのキャラ設定がすごく深くて面白いです。
まずボルト、撮影所で、自分のことをスーパーヒーロー犬だと思いこむように育てられた犬。
アクシデントで、外に出てしまい、撮影所に戻れなくなる。
もちろん現実にはスーパーヒーロー犬ではないので、勘違いからいろんなトラブルを起こし、だんだん自分でも、スーパーヒーロー犬でなかったことに気づき始める。(こういうことって、まったくの作り話でもなくて、現実社会でもあるような気がした。大企業を辞めて独立した人とか、通用しなくなったプロ野球選手、売れなくなったアイドルとか・・。)
最後には、すべてがウソだったと気づくんだけど、ベニー(飼い主)の愛情だけは信じていて、それが再びボルトを現実のヒーロー犬にしていく。
そしてボルトの勘違いで、行動をともにすることになった、野良猫のミトンズ。
心に傷をおっていて、何も信じていない。
でもボルトのヒーロー的行動に、だんだん惹かれるようになり、ボルトの自分探しを手伝ったりするようになる。
そしてハムスターのライノ。
テレビのボルトに憧れているヒーローおたく。頼んでもいないのに、ボルトにくっついてくる。
とぼけたキャラクターで、全部知っててやっているのか、認めようとしないだけなのか、現実を見ても頭の中のボルトのイメージを絶対変えず、テレビのまねをする。
でも、最後の方の「みんなヒーローが必要なんだ、どんなに勝ち目がなさそうでも正しいことをするやつが・・・」の台詞には感動させてもらいました。
この映画は、アニメでなく実写で撮ったとしても、十分面白い作品になると思います。
もしかしたらまだアニメをばかにしている人がいるかもしれないけど、そういう人にも見てもらいたいと思いました。
思ってた以上に良かった!!
劇場公開された時もDVDリリースされた時も、さほど見たいとは思わず、アカデミー長編アニメ賞にノミネートされた時も、どうせ頭数揃えただけだろ、と位にしか思っていなかったのだが、たまたま機会があって見てみたら、これが想像以上に面白くてびっくり!!
笑いと感動のバランスも絶妙!
3匹の掛け合いや発泡スチロールにビビるボルトは傑作だし、ミトンズの過去やペニーとの絆には胸打たれるものがあった。
ディズニーは「ボルト」以前にもCGアニメに挑戦していたが、「チキン・リトル」や「ルイスと未来泥棒」は正直今一つ。ピクサーやドリームワークスに差を着けられた感があったが、ピクサー体制の第1回作である本作は久々の良心作。
ピクサーとのコラボでないと魅力的な作品を作れないと思うと、少し考えてしまう所もあるが、続く「プリンセスと魔法のキス」も良かったし、現在公開中の「塔の上のラプンツェル」も面白そうだし、ディズニーがまた活気を取り戻してくれたのなら、それはそれでOK!
なかなかの良作
自ブログより抜粋で。
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ストーリーが凄いとは言わないけれど、なにより三匹の愛嬌に魅了されたのよ。
タイトルは『ボルト』だけれども、三者三様の見せ場がまんべんなく与えられているのもいい。
擬人化されていても動物としての仕草や表情が“いかにも”で、いちいち微笑ましく、犬好き、猫好き、ハムスター好きにはたまらないんでないか。
自分が怪我をすることやお腹が空くことすら知らなかったボルトが、ミトンズから指南を受けて“普通の犬”としての喜びを学んでいく過程が、ある意味パロディ的で、自分も含め劇場でも何度も笑いが起こっていた。
過去のトラウマからすれてしまったミトンズに妙な人間臭さを感じる一方で、人間の描き方が類型的過ぎて、物語をもの足りなくさせてしまったのが惜しまれるが、あくまで動物たちを主人公にした成長物語と思えば、なかなか楽しませてくれる良作でした。
とっても楽しくて感動できた
久しぶりに映画で良く笑ったし、とにかく楽しかった。そして暖かい感動もある。どこの犬にもあるアホな可愛さがボルトにもあって、それがたまらない!何も考えずに楽しいひと時を過ごしたいなら「ボルト」は間違いないです。今度は3Dで、もう1回みたいなぁ。
いやー、おもしろかった
仕事で家族をどこにも連れて行けなかったお盆休みあけ、「あんたたまには子守りしてよ」と3歳になる娘とショッピーングモールに。「何する?」と尋ねたところ「ボルト観たい」と言うので何の期待もなく観に行きました。ピクサーやドリームワークスものならともかくディズニーものじゃ退屈な90分になるなと思っていたら、何のことはない二人で「ボルト面白いね」を連発する破目に。ボルトはじめ仲間の3人のかわいく健気こと。大変満足の映画でした。おまけのカーズの短編もおもしろかったし。観たのは日本語吹替でしたがエンドタイトルでボルトの声は、ジョントラボルタだと判明。ああートラボルタなら中盤のキャンピングカーのシーンはアメリカではバカ受けだろうなと思ったしだいでした。
ディズニー印のアニメはこうでなくっちゃ!
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