「なかなかの良作」ボルト かみぃさんの映画レビュー(感想・評価)
なかなかの良作
自ブログより抜粋で。
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ストーリーが凄いとは言わないけれど、なにより三匹の愛嬌に魅了されたのよ。
タイトルは『ボルト』だけれども、三者三様の見せ場がまんべんなく与えられているのもいい。
擬人化されていても動物としての仕草や表情が“いかにも”で、いちいち微笑ましく、犬好き、猫好き、ハムスター好きにはたまらないんでないか。
自分が怪我をすることやお腹が空くことすら知らなかったボルトが、ミトンズから指南を受けて“普通の犬”としての喜びを学んでいく過程が、ある意味パロディ的で、自分も含め劇場でも何度も笑いが起こっていた。
過去のトラウマからすれてしまったミトンズに妙な人間臭さを感じる一方で、人間の描き方が類型的過ぎて、物語をもの足りなくさせてしまったのが惜しまれるが、あくまで動物たちを主人公にした成長物語と思えば、なかなか楽しませてくれる良作でした。
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