「リアルに再現された世紀末ロンドンを舞台にアクションの連続」シャーロック・ホームズ aotokageさんの映画レビュー(感想・評価)
リアルに再現された世紀末ロンドンを舞台にアクションの連続
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これまでに映像化されたホームズとは、全くちがう。でもコカイン中毒でひきこもりぎみ、格闘技に長けてるなどは、たしかに原作にも記述がある。作者のコナン・ドイルが当時ロンドンで流行ってたオカルトに関心があったのも有名な話。この映画の描写は、あながち間違いではない。ホームズの裏の面を拡大解釈したともいえる。ワトソンをホームズ以上の武闘派としたところは新鮮だった。
あるときは敵の手先、またあるときは味方にもなる謎の美女アイリーンとホームズの関係は、やはり峰不二子とルパンを思わせる。(とすると原作よりも頼りになるワトソンは次元か。仕込み杖を持ってるから五右衛門のキャラも入ってる?そしてあの人物はマモー!?ジャパニメーションの影響あるように思うけど、考えすぎか…)
昔の映画ヤング・シャーロックでも古代エジプトの魔術が出てきた。不可思議な黒魔術を合理的に解き明かすというのは、ミステリーの定石だし、ストーリーには真新しさはないけれど、リアルに再現された世紀末ロンドンを舞台にアクションの連続で2時間あきずに見られます。
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