「息を飲むシーンの連続」オーシャンズ ikuradonさんの映画レビュー(感想・評価)
息を飲むシーンの連続
まず始めに。
私は無類の海好きなので、ひいき目で見てしまいました。
見所は、とにかく映像美。ナビゲーターに宮沢りえが任命されているけど、実はあまりナレーションはない。映像が主役なので、ドキュメンタリーに専門的な知識を求めている人はちょっとがっかりするかも。だけど私のように「とにかく映像に圧倒されたい!」という者には大好物。「DEEP BLUE」からだいぶ時が経つので、どちらがすごいか比較することが難しいのですが…おそらく映像技術は進歩しているのでは。
サメとヒトのしばしの遊泳、神秘的なコブダイの遊泳、ヒラヒラと海面をゆらぐタコ、何かの帝国を築きあげたかのクモガニの群れ、赤ちゃんをそっと抱きしめるセイウチ、とにかく息を飲むシーンの連続。世界各地の海でこれら奇跡の映像を集めたダイバー・製作スタッフの根性に驚愕。
ただ、合成映像のようなアンリアルなモノが入るので、そこで萎える人は多いかと。
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