「期待ハズレ(怒り)」オーシャンズ みっちゃん777さんの映画レビュー(感想・評価)
期待ハズレ(怒り)
1/15に試写会が当たって主人と一緒に見てきました。
学生時代から30代初めまでにダイビングに熱中していて、
水族館にしょっちゅう通っていた私としては、
もっと、ディープブルーのような映像の美しい映画を期待していました。
最初のうちは、あ、ハナミノカサゴだ!、ガーデンイールだ!、クマノミだ!
と、大好きな海の生物の名前を思い出しては、大喜びしていたんです。
ところが、途中から、とんでもない展開になっていきます。
環境を訴える趣旨のとして出てくる、
ふかひれを取るために獲ったサメを生きたままヒレだけ切り取って泳げないサメを海に戻すシーン、
クジラの狩猟シーンなど、狩りをしている人々の顔は出ていないけれど、
あからさまな日本人批判を見せられて、吐き気がするほど気分の悪くなる映画でした。
この映画に出てくる子供も、学者も、宮沢りえちゃんのナレーションのせりふ、
全てがウサンクサクテ、私には彼らが、シーシェパードに見えてしまい、
しらじらしい偽善者に見えて、非常に胸糞悪い思いをしました。
日本人がクジラを食べるのは文化なのです。
ふかひれのシーンは、反省しなきゃな、と多少は思ったのですが、
エンドロールの言葉「殺傷シーンは人為的に作りました」この言葉で反省は怒りに変わりました。
「やらせ」じゃないかーーー(怒り)
映像も、NHKでやっていた番組の方が良かった・・・。
なんだか残念です。
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