「小説とは別もの。」スラムドッグ$ミリオネア bassmanさんの映画レビュー(感想・評価)
小説とは別もの。
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「本の方が面白かった」と言われる映画は沢山ありますが『スラムドッグ$ミリオネア』は小説より良作であると思います。
原作の「ちょっと無理があるかも」という部分を見事にリアリティあふれるように改変してます。
主人公の名前も違いますし小説では兄もラティカも出てこないのです。
『僕と1ルピーの神様』の映画化、というよりは着想を得たという感じ。
ジャマール、なんて一途なんだ!彼を見ていると信念は岩をも徹すんだなーと。トイレから脱出してアミターブ・バッチャンに会いに行くところ、ラティカを血眼で探しているところ、タージ・マハルでガイドになってみるところ、クイズのコメンテーターに惑わされず自分を信じるところ。勇気がもらえます!
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