「インド映画版『ロッキー」」スラムドッグ$ミリオネア あんゆ~るさんの映画レビュー(感想・評価)
インド映画版『ロッキー」
というわけで、次の日めげずに本作を観に行きました。先日観た「グラン・トリノ」があまりにも重たかったので、それまでのダニー・ボイル作品に貫徹されているエンディングの爽やかさに期待してました。
やはりこの監督さんいいですね。グレープフルーツのように酸味や苦みもあるけど、結局最後に本作も爽やかに終わるのです。「トレインスポッティング」から、この人はお金というものに対する感性が違うと思っていましたが、本作もそれをお見事に扱っています。
インドをファンタジックに仕上げる映像感覚と音楽のチョイスもすごい。とにかく、あらゆる要素を愛したくなる名作中の名作だと思いました。ほんと、この映画に対するコメントはこれだけ。
本気でいい映画でした。
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