アラビアのロレンス 完全版のレビュー・感想・評価
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プロジェクターで見なさい。
クライマックスだけでなく、全編に渡って大エキストラを使っており物凄いスペクタクル感を生み出している。まさに史上最大の巨編。
この映画には政治的歴史的背景があるので見る前に少し予習しておくとよいでしょう。ま、要はアラビア半島のオスマントルコからの独立をイギリスが支援するってワケですが。
この映画で語られている物語の後、サウジアラビアという国ができてイギリスと良好な関係を築きます。その後、石油ビジネス支配権がアメリカに移り現在もサウジとアメリカは親密な関係にあります。
シナリオ的には結構ちゃらんぽらんで「なんで、それで納得するの?」的な部分が多く、主人公の内面的感動も上手く描けていません。というか最後までジレンマを抱えたままです。ジレンマを描いただけになっちゃってます。でも、映画の壮大感や演出の力によって見ごたえのある、心に残る作品に仕上がっています。
大スペクタルとはこの事
・アラビアに派遣されたロレンスがそのたぐいまれなる才覚で群衆を率いていく
・圧倒的な砂漠のロケーション
・村まるごとや民族の大移動をロングショットでとらえる
・砂漠にひとり取り残された者のためにひとり道を引き返すロレンス、またその後裏切られるまさかの展開
・一時期午後のロードショーのオープニングに流れてたテーマソングが随所に流れる
・とにかく何かって言うと、らくだにのって爆走
この超大作、ようやく鑑賞。アラブの歴史を知っていたらさらに楽しめた...
中東問題な
他のどの戦争映画とも違う
映画館で見るべきサイズ
ブルーの瞳に何が見えた?
映画は見るべき時に
新宿のタイムズスクエアでみた。スクリーンでは、はじめてだ。
子供の頃からこれまで、TVモニターでは4:3のサイズにおさめるために、台詞ごとに不自然にカット内でパンされる洋画劇場をはじめとして、レンタルVHSでは何度も。冬には『アラビアのロレンス』を夏には『ドクトル・ジバゴ』といったふうに。完全版も購入したりして。(ちょっとした大人買い)
TVでは、インターミッション前の広大な砂漠のシーンに圧倒されたものが、スクリーンでは、逆に後半の暗澹たるロレンスの心理がより詳らかとなった。
ニュー・プリント版ということでアレック・ギネスのアイシャドウがキツ過ぎる(これは成瀬巳喜男作品の高峰秀子のメイクにもいえる)という瑕瑾は、誰のせいでもない。当時の撮影と映写では、高峰秀子の鼻筋に白く線を入れなければ鼻に見えなかったのだ。
ファイサルもまた。
映画館での同時代体験は何物にも換え難い。
このことだ。
アラビアのロレンス
文句無し
決して長くは感じない。
何度観ても その度に新しい発見があり、深くなった自分に出会える作品!
映画史に残る傑作というか 誰もが認めるデビッド・リーンの「アラビアのロレンス完全版」が正月映画として新宿のテアトルタイムズスクエアで12月20日から上映されますぞ!
これは もう涙モノ!
DVDでしか観られなかった完全版ですからねえ!
しかも 今回は初のデジタル音響だとか・・・
この作品ほど自分が年をとりながらも観るたびに新しい発見がある作品はないわけでして、要するに いくつになっても成長している(?)自分に出会える作品でもあるわけです。
先日の新宿プラザ劇場の閉館イベントで再見した「ベン・ハー」もある意味ではそうでしたが、これはもうその教科書ともいえるしかも映画らしいスペクタクルな映画です!
今、都内で大劇場といえば新宿ミラノ座ぐらい!
スクリーンの大きさだけでは 豊洲のユナイテッドシネマの10番スクリーンが幅22.6Mで 現在では日本最大らしいですが、アイマックス仕様のスクリーンをそのまま利用している今のテアトルタイムズスクエアのスクリーンで イベントではなく 通常上映でこの作品が観られるなんて!
70ミリプリントではなくてもスクリーンに対して 中段のど真ん中に座って観られる急傾斜ですから これはもう二度と経験出来ない鑑賞の仕方ですぞ!
モーリス・ジャールの音楽と共に あの悠久の砂漠の世界にひと時連れて行ってくれるのは必至です!
関東に住んでいる人は絶対にこの機会を見逃して欲しくないです!
さらには地方に住んでいる方も この正月は金を払ってでも上京する価値があるというもの!
嘘はいいません!
この作品を未見の方は この機会を絶対に観逃さないでくださいよーー!
一生後悔しますよーー!
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