劇場公開日 2009年4月25日

  • 予告編を見る

グラン・トリノのレビュー・感想・評価

全257件中、181~200件目を表示

5.0グラン・トリノ

2014年4月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

鑑賞後、しばらくその場から動けませんでした。ここまで感動的な作品になったのは、今までのイーストウッド映画があってからだと思います。それまでの"お約束"を覆したことが理由でしょう。
彼が長年テーマとして描いてきた"男"と"暴力(銃)"の在り方。その終点が、この『グラン・トリノ』なのではないかと感じます。
全てが完璧で、非の打ち所がありません。大げさだと思うでしょうが、こんなに感動したのは初めてです。
みなさんに観てほしい。とにかく観てほしい。本当に素晴らしい作品です。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ハットコック

3.0消えゆくオヤジ像

2014年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

幸せ

欲深い家族に不信感を抱き、異なる民族、近所の他人に人間らしさをみつけ親近感を抱く。理解されにくい頑固オヤジと内向的で素朴な青年タオが心を通わせていく。グラントリノ、戦争の記憶、宗教、民族、タオの姉、タオの成長、その他とパーツが多い。多すぎる。
内向的で社会との折り合いが付かない青年、という設定のわりにタオは闊達である。見ていくうちに何も問題ない青年のように印象が変ってしまう。それこそがリアルなのかもしれないが、ふり幅がないぶん成長物語は流れてしまっている。
銃撃されてばったり倒れたあれは、十字架だろうか。
ノスタルジックなオヤジ像は、日本もアメリカも近いものなのだと知った。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
okaoka0820

5.0魂の継承

2013年11月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
えら

4.0人生の締めくくり方

2013年10月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

興奮

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
まぁと@名作探検家

5.0情と愛

2013年8月27日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
宗達

4.0俳優・監督にイーストウッドがしっかりと活躍

2013年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 12件)
Cape God

5.0愛すべき頑固ジジイ

2013年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

素晴らしいのひとことです!
一度観て感動し、勧めた手前二度めを鑑賞しましたが、やはり内容を知っていても最後は号泣。良い物は何度観てもいいですね。みなさんがおっしゃるように、主人公の頑固さ、ウイットに富んだ会話、全体的に古き良きアメリカを思わせる雰囲気。二回観て感じたのはそのディテールの高さです。本当にキャラクターの心情の動きが丁寧に描かれてますね。だからこそ、この愛すべき頑固ジジイに引き込まれ共感していくんでしょうね(笑)周りのタオ少年、スー、神父さんに男の会話(?)を繰り広げる床屋さん等いい味だしてます。最近CGや3Dをフル活用した映画が多いですが、正直なかなか名作には出会えません。このような細かいディテール、心情がストレートに観客の琴線に触れる作品こそ本当の映画なのかもしれません。クリントイーストウッドには生涯現役で俳優また監督として活躍して欲しいです

コメントする (0件)
共感した! 10件)
純米酒

5.0最高!

2013年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

こんなにすごいと思っていなかった。どんどんこの映画の世界に吸い込まれ、最後はもう本当に緊迫して、私は最後、どんな終わり方をするのかすごく考えていた。まさか、ああいうやりとりで、見た方がいい作品。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
スズメ

4.0幸せな死に方

2013年4月18日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

見終えてからだいぶん経つのに、なかなか感想を書けなかった。

誰も信じず、心開かず、孤独で、実は淋しがり屋の主人公に、幸せな死が訪れた。

誰かに愛されてると、必要とされていると信じることで、人は死への恐怖から解き放たれるんだって思う。
主人公は何も怖くなかったろう。
柩に入る時に着る背広を誂えて
床屋でいつもよりも綺麗にして、
大切な物を護る為に最善な方法として死を選ぶ。

自分から選ぶのだ。
決して待つのではなく。

主人公の死は悲しく思わなかった。

主人公の幸な死に方に気づいていない家族が切なかった。

「変わりないか」ってあの電話、異変に気づかないのかよ!お父さんからかけてくるなんて、今までなかったろ?
チャンスだったのに、心を通わすチャンスだったのに。

こんなふうにイラつくのは、自分の父親とクリント・イーストウッドが重なるからに違いない。

この次に観るときは
もっと心穏やかに見れますよう人として成長しましょう。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ミントユ

3.5偏屈ジジイとシャイボーイ、社会に背を向けた老若の友情

2013年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

偏屈ジジイとシャイボーイ。
人生に背を向けているという点では、両者似たものがあるのかもしれない。
グラン・トリノは、このステレオタイプな二人を引き合わせ、友情と男の絆を示してくれた。

まず、クリント・イーストウッド演じるウォルト・コワルスキーの偏屈っぷりがすごい。
妻の葬儀に孫のファッションに腹を立て、家に集まってくれた遺族らに「ハムを食いに来ただけ」と突き放す。友人と呼べるのは愛犬のデイジーくらい。
庭に入ってきた乱暴な東洋人には、朝鮮戦争で使っていた愛用のライフルを突きつけて追っ払うという超保守的なアメリカ人で、日本で言うところの「昭和一桁生まれ」といったところの頑固者。

他方、家族からも「女みたいで大丈夫なのかい?」的なことを言われ、当人も伏し目がちで口数も少ないモン族の少年がタオ。
本を読みながらストリートを歩いているところなんか、二宮金次郎的ではある。
ところが映画『グラン・トリノ』の舞台は、そんなインテリぶった少年が尊敬されるほど牧歌的な街ではない。チンピラに難癖つけられ、言いたい放題言われっぱなし。情けないぞ、タオ少年!

そんなだから自動車ドロボーを強要されてしまう。
狙うはコワルスキーの愛車、グラン・トリノ。
そこで盗人と被害者という奇妙な出会いが二人を結ぶというプロローグ。

いくら偏屈ジジイとシャイボーイに社会性がないからって、まさか自動車ドロボーから友情に発展するとは誰も思うまい。
否、『グラン・トリノ』に期待する観客の多くは、このくらいのイントロ情報は仕入れているだろうから、観る人にしてみれば既知の事実なのだろうけど。
ただ、そこからつながる二人の友情と結末は予想できないと思う。

というか、偏屈ジーサンが少年との友情通してハートウォーミングになるなんてメロドラマ、まさかイーストウッド監督がそんな作品つくるわけないと思うから、どこに向かうんだろうと奇妙なハラハラ感。
本なら早くページをめくれば済むことだけど、ところがどっこい映画が相手じゃしょうがない。黙ってシーンを追う。

結果、何が待っているか。
それはコワルスキーじいさんの生き方そのものが問われる。
シャイボーイのタオ少年一人を男にしてやるだけでは足りない業が、ヴィンテージ車のグラン・トリノ同様、長い歴史を背負ったコワルスキーじいさんは、今までのやり方で通用しない苦しみを味わう。
観客も味わう。生々しい苦痛を。

そして全てに決着をつけるべく、コワルスキーじいさんは、死を覚悟したサムライが鬢を整え、身だしなみを正すのと同じく、きちんと身支度するのであった。
アメリカ人は結婚前夜に未婚生活最後の日としてコールガール呼んでパーティーするような連中だと思っていたから、覚悟を決めた男が静かにそのときを迎えようとする態度に感動。
日本人としても静謐な緊張感の高まりに共感しますぞ!

決着のつけ方はいろんな意見があると思う。
それでも家族にさえも心を開いてこなかったコワルスキーじいさんが、最後の最後に得られた安らぎは、こういう形でなければ結実しなかっただろう。
そういう意味では、これが一番受け入れやすい結末。

最後に走り抜けるグラン・トリノ。
その後ろ姿を見ながらのFin。
うーん、味わい深い。
劇場での上映中、みんなして褒めそやしてたのがわかります。
僕も映画館で観たかった。

では評価。

キャスティング:6(クリント・イーストウッドの存在感が全て)
ストーリー:8(コワルスキーじーさんの少年との友情、生き様。自然に入ってくる心の変化)
映像:7(カットを多用せず、じっくり見せる映像と演出)
偏屈:7(ここまで頑固ジジイに徹してくれたら、逆に清々しいほど)
友情:9(社会性に乏しい偏屈じじいとシャイボーイが、徐々に心通わせる様子が見事)

というわけで、総合評価は50満点中37点。

旧車ファンなら共感しまくりのシーンが詰まっているそうな。オススメ。
偏屈なまでの頑固一徹男の生き様を捜している人にビンゴ! とってもオススメの映画。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
永賀だいす樹

4.5悲しくも心温まる最後の決断に涙

2012年6月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
kakao_2rises4

5.0生き方に影響受けました

2011年6月26日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

アメリカの生活が見えてくる内容でした

きっとウォルトの身近な家族だったら本当に変わり者の目線で見てたかもしれません

でも

亡くなってみると
とても存在の大きかった
そんな彼

本当に格好良すぎです

コメントする (0件)
共感した! 2件)
あゆみ.com

4.0ある頑固ジジイの生き様

2011年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
SAOSHIーTONY

5.0イーストウッドの最高傑作

2010年8月17日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
銀さん

5.0憎めないじじい!

2010年4月27日
PCから投稿

映画で泣いた事ない僕を寸前まで追い込んだ唯一の作品です。
笑える所と、泣く所と全部がつぼでした。

だんだんと変化が見られるじいさんが可愛いですw

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ポア

5.0天下一品頑固じじぃ

2010年4月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
こみ木

4.5ジジィ、最期の仕事。

2010年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

劇場で鑑賞しようとしていたのだが、タイミングが合わず、結局、今まで見ないで過ごしてしまった。
 偏屈で偏見に満ちている、ザ・アメリカンなジジィが、孤立した惨めな晩年を終えようとしている時、差別の対象である弱い人々と交流を始める切っ掛けとなる事件が起こる。
 過激すぎるとも思われる暴力描写に顔をしかめる人もいるかもしれないが、根底にやさしさが感じとれる。
 人間はいつでも変われる。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
小太郎

5.0"男のロマン"の詰まった作品。

2010年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

"男のロマン"というものを感じる映画。

クリントイーストウッド演じる主人公は偏見だらけの頑固オヤジのように見えながら、1本筋の通った生き方を貫く姿は「男らしい」し、カッコイイ車を所有することがステイタスという価値観もいかにも「男性的」。正直女性の私にはいささか理解しがたい部分もあったが、これを観ると男という生き物が羨ましく感じる。

ラストは"衝撃"というほどでもなかったし、非常にシンプルなストーリー展開だが、その中に人種問題や家族の問題、戦争が人々に残した傷跡、人間としての道徳観など、様々なことを考えさせられる要素が盛り込まれていて、色んな角度から捉えることができる作品だと思う。

「良い映画」とはこういうものだと久々に思える良質な作品だった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
yururi74

4.5爺さん、かっこよすぎんだよ

2010年3月7日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

こんちきしょ、かっこよすぎんだよ、老いぼれのポーランド野郎!
こうですか?男の会話出来たかな。

どんなに状況にあってさえ捨ててはならぬ矜持があることを時たま映画から教えて貰う時があります。
特にこのグラン・トリノの爺さんには教えられました。フォードの工員としての矜持と、こっちは悲しい矜持だ、戦争で勲章貰った男としての矜持。
前途あるタオに殺人を犯させないため、その悲しい矜持を持ち続けたわけです。命をかけて。
戦争という特殊な状況で人を殺さなければならなかった過去が、爺さんには過去じゃなかった。過去になっていなければ懺悔も出来ないわな。

神学校出たての童貞野郎も、タオもスーもヤムヤムもみんな丸い顔で可愛い顔をしていてその丸い顔が悲しみに恐怖に歪む姿はみたくない、と思ったけれど……でもスーが民族衣装で爺さんの葬儀に出ていた姿は、聡明で強い彼女の未来が明るい物になることを暗示しているんだ、と自分に言い聞かせてみた。

人種やら血やら関係なく家族にはなれる。そして友情とは経過した長さでも濃さでもなく、角度なんじゃないか。そんな風に思いました

コメントする (0件)
共感した! 2件)
もっちりもっちり

5.0泣ける・極まる

2010年1月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

クリント・イーストウッド主演の”グラン・トリノ”

現在78歳だそうですが、

「いや~ホント若い」

もちろん顔には年輪が刻まれているんですが
かっこいい渋い!

ストーリーもさることながら、演技もすばらしく
引きこまれたあっといまに感じました

つけいる隙間がない、気持ちがぐっとくる
余韻にひたれる映画でした

コメントする (0件)
共感した! 2件)
apo
PR U-NEXTで本編を観る