「赦されたかったのかなあ」グラン・トリノ うさぴさんの映画レビュー(感想・評価)
赦されたかったのかなあ
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頑固じーちゃんがモン族に割と早めに心を開いたのは、朝鮮戦争で東洋人を殺してしまったから同じ東洋人系の民族に償いをしたかったのかもしれないと思った。
平和になっても東洋人がオラオラで来たらじーちゃんも自分の心を守るために心を閉ざすけど、隣に越してきたモン族はすごく良い人だったから、内心すごく嬉しかったのかも。
あと復讐の為に相手を殺すってのは、例え相手が悪人でもできないってのはよく分かった。悪人だろうと殺したら地獄が待ってるんだよね。
じーちゃんはそれがよく分かってたからタオを止めたんだよね。
自分の家族と上手く行ってないのも戦争で人を殺してしまったせいだろうなと。
だから自分が殺される事でケリをつけた。
自分は東洋人を殺したから、東洋人に殺されるのは悪くないと思ったのかもしれない。
すごくカッコ良い最期だったなって思う。
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