「.」グラン・トリノ 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
.
クリックして本文を読む
自宅(CS放送)にて鑑賞。C.イーストウッド監督・製作・出演。ラストシーンで顕著だが抑えた色調と単音の音楽はこの監督の十八番芸。イーストウッドは抜群の演技力で頑固親父を熱演。一方、“タオ・ロー”役のビー・ヴァンはやや無理があり、特に怒りをぶつける様な感情的なシーンに難有り。本作でも触れられる死生観はこの先に監督・製作・音楽で参加した『ヒアアフター('10・震災発生で津波の描写が問題になり直ぐに公開が自粛されたが劇場で鑑賞)』に繋がって行くのかと納得。微妙だけど嫌いじゃない一作。65/100点。
・鑑賞日:2011年9月17日(土)
コメントする