ホッタラケの島 遥と魔法の鏡のレビュー・感想・評価
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記憶の隅にいつもある。
…何気にまた、亡き母と娘の物語だった。。
TVでやたらプロダクションI.Gの仕事ぶりを
宣伝していたので^^;
どうしようかなぁ~と思いつつ観てしまった。。
しかしこのフルCGアニメーションの動きや質感が、
あまりピンとこない人も多かったんじゃなかろうか。
確かに温か味はあるかもしれないが(サイトより)
どうものほほ~んというか、のっぺり~んというか、
美しさと動きがアクションとは一線を画している。
でも中身はけっこう…アクションめいてたりして。。
まぁファンタジーなので(爆)これでいいのかしら。
亡くなった母親の手鏡を、ふと思い出す高校生の遥。
長く二人暮らしの父親がウザく?感じる今日この頃。
急に思い立って祖母の家に行くことにした遥は、
お参りした神社で不思議な光景を目にしてしまう…。
ここで、奇妙なきつね・テオと出逢った遥は、彼を
ホッタラケの島へ追いかけ、母の手鏡を探すことに。。
物語はワリと普通だ。(爆)
そして絵となって出てくる世界も過去に観たアニメや、
ヒット作で描かれてきた風景とまったく酷似している。
なのでイイ話ではあるのだが、新鮮味はない^^;
手鏡を取り戻すための手段や、テオとのやりとりが
微笑ましい一方、どこの世界にも世界征服とか(爆)
そういうバカを遣らかそうと企む悪党がいるものだ。
ある意味冒険活劇…と化した物語が、終盤、やっと
冒頭のテーマに戻ると、いよいよ感動の涙を誘う…。
人々がほったらかしたものを集めるという
入間市のとある稲荷社に伝わる民間伝承をモチーフ
にした「日本昔ばなし」風の懐かしさと、フルCGの、
見事な合体作品…!?なのかどうかは分からないが^^;
「もの」よりも、その「記憶」が大切なんだということは、
存分に伝わってきた…。出来ることならこんな風に、
子供の頃、どんな風に育ってきたかを見せてやりたい。
親の愛情を独占していた子供時代を、我が子にも。
(遥と父親のやりとり…お弁当のハンバーグに涙(T_T))
なじめない画質
まず、フジテレビ50周年企画にしては、どうなんだ?と思うほど内容でした。
ポスターとかCMで見ての通りに絵がCGなのは解るが、それがまるで美術専門学校の生徒が授業にて製作したみたいにヌメっとした画質。
ゲームとかの画像ならこれでいいかもしれないが、ジブリやピクサーの画質と比べると劣る。
高校生が主人公のわりに、高校生が見るには幼い。幼稚園から中学生と親位までの子供がいいと思う。
手鏡を探し出す・・・って言う話だが、最後にこの鏡がキーになっているわけだが、ぬいぐるみのほうを大事にしていて、手鏡の存在と母親の思い出がそっちのけの気がした。
背景とかはちゃんと丁寧な書き込みなのだけど、人物像、キャラの画像が悪い。
声優で持っている映画に思えた。
ほっこり☆
とても心がほっこりする作品でした☆
正直、CGアニメ映画だから不安もありました…。
でも、色彩が柔らかく温かく可愛いらしく♪全く抵抗がなくて映像だけでも楽しめました(私たちがホッタラケした物で作られた島なので懐かしいモノたくさん登場☆)!
もちろん、民話を元にしたストーリーでメッセージもしっかりしていて子供も大人も何かを得て帰れる作品だと思いました。
ちょっと無理矢理な展開が残念でしたがもう一度観てもっとじっくりホッタラケの世界に浸りたいです♪
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