劇場公開日 2009年4月10日

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「いよいよ決戦!」レッドクリフ Part II 未来への最終決戦 バラージさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 いよいよ決戦!

2025年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

驚く

PartⅠを映画館で観逃したんで、PartⅡもスルーしたんだが、DVDで観たらどっちも面白かった。やっぱり映画館で観るべきでした。

PartⅡではいよいよ赤壁の戦いに突入。まさにスケールの大きなスペクタクル史劇となっていて大興奮。知略を尽くした攻防戦と、特撮と大量動員による合戦の大アクションがものすごかった。満足いたしました。

ウーが苦手な女性描写も、ヒロインである小喬役のリン・チーリンは今一つだったが(モデル上がりの彼女は台湾では大根女優の代名詞らしい)、孫尚香役のヴィッキー・チャオにお得意のお転婆姫を演じさせ、男装させてウーお得意の男の友情ものに持ち込むという裏技で上手く描いていた。普通はそこから男装がばれて(もしくは男が薄々感付き)恋愛モードになるんだが、全然そうならないのがジョン・ウー。ヴィッキーが女なのどう見てもバレバレなのに(笑)。ウーはトニー・レオンとリン・チーリンのラブシーンでも、どう演出したらいいのかわからないと正直に告白して2人を驚かせたらしい(結局2人が自由に演じたんだとか)。

まあ、とにかく非常によく出来たスペクタクル史劇の2部作でした。しかし「未来への最終決戦」ていう邦題サブタイトルはもうちょっとなんとかなんなかったのか。

バラージ
♪エルトン シンさんのコメント
2025年10月27日

バラージさん
「レッド・クリフ」は確かに最悪ですし「Part1」、「Part2」はさらに最悪な邦題です
全く同感です
三国志ファンには理解しがたいだけで無く許せない邦題です。
歴史が娯楽にすり替えられた気分ですよね。
おもしろかったから許せるけれど・・・

♪エルトン シン
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