「不器用は宝だ。・・・不器用を喜べ。」火天の城 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
不器用は宝だ。・・・不器用を喜べ。
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映画「火天の城」(田中光敏監督)から。
織田信長から「安土の山を丸ごと1つ、城にする。天守50じゃ」と
命じられた、戦国時代の名工・岡部又右衛。
その部下たちは、必死になって「安土城」建築に必死になるが、
若い大工は、時々失敗して、親や先輩に怒鳴られる日々。
仕事に自信がなくなりかけた時、励ましてくれた先輩の台詞は、
今の時代にも仕えるフレーズとなった。
実はメモした本文は、もう少し長い。
「不器用は宝だ。不器用なものはどうしたらよいか工夫して努力する。
毎日毎日やっていくうちに、いつのまにか心で計れるようになるんだ。
身体で感じられるようになるんだよ。だから、不器用を喜べ。」
その彼が、ラストシーンで大活躍するのだが、
現実は、なかなかこうはいかないものである。
こんな励ましをしてくれる先輩も減ったし、
不器用なものも、工夫も努力しないで、不器用のまま。(汗)
だから、失敗を繰り返し、周りに迷惑をかけることだってある。
いい話だけど、ちょっとなぁ、と苦笑いをした。
信長が、一所懸命働く女性を眺めて呟いた
「女が元気だと国も栄える。」の方が、現実的だなぁ。
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