「もっと評価されても良い素晴らし作品」火天の城 大塚史貴さんの映画レビュー(感想・評価)
もっと評価されても良い素晴らし作品
山本兼一氏が戦国時代の名工・岡部又右衛を描き、第11回松本清張賞を受賞した同名小説を映画化したもので、西田敏行が主人公を演じている。
三谷幸喜作品で落ち武者の幽霊を演じる西田も大好きだが、長年のキャリアで身につけた、卓越した技術を惜しみなく発揮できる作品との出合いを常に求めているようにも感じる。
信長から安土に五重の城の建設を命じられた熱田の宮番匠・岡部又右衛門を、実に魅力的に演じて見せた西田には最敬礼のひと言。
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