「ホラー要素の強いファンダジー」永遠のこどもたち takuさんの映画レビュー(感想・評価)
ホラー要素の強いファンダジー
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散りばめられた伏線が回収される見事な脚本。謎解き要素が多く、最後まで展開が読めない。不条理な現実を受け入れられず、自ら死を選び息子と死後の世界で一緒になる母親。一方、霊の存在を信じられず家を出たが、ある日家に戻ってきたときに死んで霊となった息子と母親と再会する父親。そこに存在し、生きているという意味ではどちらも同じか。死を肯定するわけではないが、死後の世界で生きることが幸せならその選択もあるのか。この物語のテーマは「人間にとって幸せとは何か?」という問いか。
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