その男ヴァン・ダムのレビュー・感想・評価
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面白くない
ジャンクフードは関係ない。
JCVDのファンです!
こう言う映画もありやな。
「お笑い芸人のヒロシです、ではなくて俳優のヴァン・タムです」発想の勝利
総合:70点
ストーリー: 75
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 65
音楽: 65
いやいやこのようなドキュメンタリー調でこんなふうに等身大の自分自身のことを演じながら振り返るとは。アクション俳優は強くてかっこよくてと決まってるのに、なかなか面白い発想なのではないか。彼が抱える苦境がどこまでが本当なのかわからないが、彼の内に秘めたる想いや悩みが恨みがじわじわと染み出してくるのが哀愁を感じさせる。けっして自分を大きく見せようとしているのではないし、ただの恨み節や愚痴ばかりでもない。内面を見つめて今後の自分を模索する話でもある。アクションではない彼の役割と演技の新境地を見て、彼の今後の活躍を思わず応援したくなる。
すべての仕事人はこれを観るべし!
2008年ベルギー・ルクセンブルグ・フランス合作映画。96分。90年代のB級アクションスター、ジャン・クロード・ヴァン・ダムが同名で主演した超異色!作でございます。
内容は;
1、離婚で子供を失う瀬戸際のヴァン・ダムはベルギーに里帰りする。
2、そこに一本の電話がかかり、ヴァン・ダムは大金が必要になり郵便局へ。
3、10分後に、その郵便局は警察に包囲されている。
これ以上いったらネタバレになるので書けません。
本作はてっきり自虐コメディ映画かと思っていました。
ところが、泣けるのです。少なくともわたくしには泣ける映画でした。
終盤にヴァン・ダムが独演状態で喋るシーンがあるのですが、そこで不覚にも涙腺が緩んでしまいました。なんなんでしょう、あれは。そして、それを言葉でひとくくりにするのはもったいない気もします。
どん底から這い上がろうとする人間が一番かっこいい(って、実際にその最中の人間に会ったことないけど)。
かっこよかったぞ、ヴァン・ダム。
がんばれ、ヴァン・ダム。
映画好きなら、ついニヤニヤとしてしまうこと必至
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