「すべての仕事人はこれを観るべし!」その男ヴァン・ダム あんゆ~るさんの映画レビュー(感想・評価)
すべての仕事人はこれを観るべし!
2008年ベルギー・ルクセンブルグ・フランス合作映画。96分。90年代のB級アクションスター、ジャン・クロード・ヴァン・ダムが同名で主演した超異色!作でございます。
内容は;
1、離婚で子供を失う瀬戸際のヴァン・ダムはベルギーに里帰りする。
2、そこに一本の電話がかかり、ヴァン・ダムは大金が必要になり郵便局へ。
3、10分後に、その郵便局は警察に包囲されている。
これ以上いったらネタバレになるので書けません。
本作はてっきり自虐コメディ映画かと思っていました。
ところが、泣けるのです。少なくともわたくしには泣ける映画でした。
終盤にヴァン・ダムが独演状態で喋るシーンがあるのですが、そこで不覚にも涙腺が緩んでしまいました。なんなんでしょう、あれは。そして、それを言葉でひとくくりにするのはもったいない気もします。
どん底から這い上がろうとする人間が一番かっこいい(って、実際にその最中の人間に会ったことないけど)。
かっこよかったぞ、ヴァン・ダム。
がんばれ、ヴァン・ダム。
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