「愛に満ちた異色コメディ」その男ヴァン・ダム Kさんの映画レビュー(感想・評価)
愛に満ちた異色コメディ
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本サイトの評論で,森山京子氏は「リスペクトのかけらもない演出」と断じていますが,私はまったく逆の印象を受けました.監督,キャスト,そしてベルギー国民から,おらが町の大スター・ヴァンダムへの愛があふれていると思いました.
ジョン・ウーのくだりは,映画ファンならニヤリとすること間違いありません.
ちなみに,本作は珍しく原題・邦題ともにセンスあるタイトルが付けられています.原題・役名ともに「JCVD」(=ジャン・クロード・ヴァン・ダム!)なので,本作に出てくるヴァンダムは,じつはJCVDという「役」を演じているだけなのです.
万人にオススメできる作品ではありませんが,個人的には好きな一本です.
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