「タラレバ世界なパラレルワールド」ミスター・ノーバディ ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
タラレバ世界なパラレルワールド
鑑賞後、一発目の感想が「うおおおっ!」というw
何ですかね?何だか凄い映画が登場したもんですね。
どうやったらこんな脚本書けるんですか??
トンチキ過ぎて、マトモな評価が下せないw
不敵ですわ~。実態が掴めない。
何処にも正解を作らないというか。
どれも間違ってない気がするし、どれも間違ってるみたいな。
一見して近未来SFの体裁を取りつつ、その実、近未来でも無い、みたいな。でも、近未来かもしれないよ?みたいな。
あ、スイマセンwこれ、未見の方には訳分からない感想ですよねw
でも、これはもう体感してもらうしかないですよ。
想像と現実と妄想と虚構と真実…それらがごった煮の世界観。
鑑賞中、目まぐるしく変わる世界の在り方。主人公の在り方。
混乱を来たすほどの複雑さでもなく、理解出来るほど単純でもなく。
ただですね、ちょっと卑怯だなーと思ったのが、投げっ放しジャーマンというか、『解釈は人それぞれ』を堂々とやっちゃってるトコロなんですよねー。これを提示されちゃうと、インテリジェンス要求されちゃって、理解出来ないと「お前はバカ」て烙印押されちゃうという、あの感じ。
そこが癪に障ったので、満点は上げませんがねww
世界は、人生は、これ一辺倒じゃないよ。多分な可能性を孕んでいるよ。
という、メッセージなんでしょうか?いや、そこまでの親切設計?
そこまでの心優しい語りかけだったか?
分からない。分からな過ぎる。
スルメを噛むが如く、反芻するが如く、その真意を探る。真意すら無いのかも。
落ち着いたら、再見したいと思います。
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