劇場公開日 2009年3月14日

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「ケイト・ベッキンセールは出てない…けど、シリーズ初めてでも見れる親切な作り」アンダーワールド ビギンズ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ケイト・ベッキンセールは出てない…けど、シリーズ初めてでも見れる親切な作り

2013年10月4日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

シリーズ3作目は、時代を遡り、ヴァンパイアとライカンの争いの起源。
ならば、シリーズを見ていないと話についていけない?…いやいや、シリーズを見ていなくても案外見れる親切な作り。
自分も初見の時、「1」「2」を薄らぼんやりとしか覚えていなかったのにも関わらず、一本の映画としてすんなり見れた。

物語は、ライカンのルシアンとヴァンパイアのソーニャの「ロミオとジュリエット」のような悲恋。
これまでセリーンが主人公だったので、どうしてもヴァンパイア寄りの話だったが、今回ルシアンを主役にした事により、初めてライカン寄りの話に。敵役のイメージが強かったライカンの、ヴァンパイアに虐げられてきた過去が明かされる。

ルシアン役は引き続きマイケル・シーン。このシリーズで交際していたケイト・ベッキンセールが監督とくっついちゃったのにも関わらず、律儀に出演。
ソーニャ役のローナ・ミトラはベッキンセールにそっくりでびっくり。見ていると、ベッキンセールにしか見えなくなってくる。ビクターがセリーンを生かしておいた理由も納得?

銃から剣へ、舞台の中世がゴシックの雰囲気をさらに掻き立て、シリーズでは一番楽しめるかも。

近大