それでも恋するバルセロナのレビュー・感想・評価
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観たかった度○鑑賞後の満足度○ アメリカ娘は頭で考え選択する。スペイン女は心の感じるままに振る舞う。ってなところかな。エヴァ・ガードナーがアメリカを捨ててスペインに移り住んだ理由が何となく理解出来た。
①登場シーンは4人の中で一番短いのに一番印象的。ペネロペ・クルスはやはり女優として別格か。 ②自由な国の筈のアメリカで育ったのに何故か自分を捨てきれない窮屈なアメリカ人。 自分が望んでいたものを最終的に選んだヴィッキー。 自分が望まないものは分かったクリスティーナ。 何よりも愛憎が優先順位となるアリア。 さて誰が一番自分に正直なんだろう。 ④3人の女性による恋愛模様の要となるハビテル・バルデムが、それも当然の魅力と存在感。 ⑤最後はスリーサムじゃなくてフォーム(そんな言葉があるのかどうか分かりませんが)になるかも、と思ったけれど、やはり成りませんでしたね。
女性についての洞察
個性が少しずつ違うキラキラの美女が約3人。女の私から見てもそれぞれとても素敵だ。あと、イケメンが約1人。そして舞台はエキゾチック。まずは単純に彼女たちを見るのが楽しかった。 加えて、この二人の女性の(というか三人かも?)心理はけっこう理解でき、のめり込める。 彼女たちは、こうしてみると変だ。 単純ではないくせに揺れすぎる。延々にぐるぐると廻りながら、失敗を繰り返し、悩み続けそう。しかし本人たちは至って真面目だし、それなりに考えて筋を通しているつもり。その必死さは、可愛くさえ思えてくる。 「バルセロナ」にひかれて衝動的に見たけれど、後でウッディ・アレンの監督だと知って納得。 ところで、二人のうち最終的にどちらが幸せになれるのだろう? クリスティーナの方が、無茶そうに見えて一つ一つ確実にステップを踏んでいくから、最後には自己満足感は得るかもしれない。一方、ビッキーの行末は、きっとジュディと同じだろう。 で、自分はどっち路線でいける? などと考えさせられる。
さすが
初めの設定をルービックキューブを少しずつクシャクシャっと動かしたようにずらしていき、そこでそれぞれにとっての事件や出来事を経て、すとんと元の鞘に戻るという美しさのようなものがあった。 内容はさすがウディ・アレンの奇想天外さがふんだんだったと思う。 とてもおもしろかった。
バルセロナの風景描写と3女優の美しさだけども観る価値が有ります。決...
バルセロナの風景描写と3女優の美しさだけども観る価値が有ります。決して面白いストーリーでは有りませんがつまらなくもなかったです。
ちょっと現実離れし過ぎじゃないかい(汗)
誰にも共感できないまま観終わってしまった。 確かにバルセロナの風景や建築物には魅了されたが、ストーリーは、単純なような、ぶっ飛んでいるような…感想を述べるのが難しい。 どういう視点で観ると、この映画の魅力を最大限に感じることができるのだろうか。 ウディ・アレンの監督作品は、総じてこう言う感想になってしまうことが多い。 ペネロペ・クルスの演技も、そこまで印象に残らなかった。
【ハビエル・バルデムが3人の超絶美女を相手に、スペインでヤリタイ放題。しかも、ペネロペ・クルスを実際に伴侶に迎えるとは・・。”可成り、悔しいぞ!!”と思った作品でもある。】
ー 当初は、こじゃれたオシャンテイな映画かと思いきや、スペインの画家フアン・アントニオを演じたハビエル・バルデムが、アメリカから来た恋愛観、人生観は違うが親友のクリスティーナ(スカ・ヨハ)とヴィッキー(レベッカ・ホール)にレストランで”オビエド”に行きませんか?と可成り強引に誘い、何だかんだ有りながら、結局二人の女性の心と身体を掴んでしまう物語・・。ー ◆ハビエル・バルデムが”ノーカントリー”の負の魅力を封印し、スペイン男で、美術と美食と美しき女性の恋に生きる芸術家を、中年男の色気を振りまきながら、見事に演じている。 相当に悔しいが、彼がクルスティーナ(スカ・ヨハ)とヴィッキー(レベッカ・ホール)の二人を口説くシーンは、”この野郎!”と思いつつ、”こいつの男の魅力には、女性はやられるかもなあ・・”と納得してしまった若き自分が、懐かしい。 アントニオの相手の女性の気質、嗜好を一目で見抜き、相手に会ったアプローチをするシーンには”強引すぎるだろう・・”と思いつつ、クリスティーナ(スカ・ヨハ)とヴィッキー(レベッカ・ホール)が、彼に惹かれていく様には、切歯扼腕した記憶がある。 ー だって、スカーレット・ヨハンソンとレベッカ・ホールですよ! ー ◆さらに言えば、ヴィッキーの婚約者で、その後結婚したダグとフアン・アントニオとの男の魅力の”段違い平行棒”・・。 ー そりゃ、知性的なヴィッキーも”オビエド”での一夜の契りが忘れられなくなるよな・・。ー ◆さらにさらに言えば、アントニオの気性の激しい元彼女が、(大体、喧嘩したとはいえ、恋人をナイフで刺すかなあ・・、と思っていたら、劇中では、ヴィッキーに向かって銃で発砲したよ!)あの、ペネロペ・クルスである。 しかも、ハビエル・バルデムは今作後、彼女と結婚し、今でも仲良く暮らしているそうである。ジェラシイよお・・。 <全く、映画レビューになっていないが、お許し願いたい。 個人的には、今までにない風合いのウディ・アレン監督作品を堪能した作品である。 三人の女性の中で、登場シーンは少ないが、美味しい所を掻っ攫っていったのは、激し過ぎる気性のスペイン女を演じた、ペネロペ・クルスである事は、間違いない。 今やハリウッドを代表するスカーレット・ヨハンソンが可愛らしく見えた稀有な作品でもある。 【恐るべきスペイン女性の恋の情熱、恐るべきスペイン男の恋の情熱。】 ”平たい顔族”の日本人(と、良識的なアメリカ人)にとっては、平伏するしかないなあ、と思った作品でもある。> <2009年7月 映画館で鑑賞 鑑賞記録なし!> <2021年1月25日 別媒体にて再鑑賞>
とっても意地悪で、(他人事だと思うと)とってもおかしい。
アレン監督初鑑賞。 トーキー映画を観た気分。 映画の半分以上、説明台詞(主観)。 他の映画なら、映画なんだから映像と演技で見せてくれよと毒付きたくなるのに、 この映画だと、まあ許せるかなと思ってしまうのが、演出の妙なんだろうな。 この説明台詞によって、過度に登場人物に感情移入しない。 隣の家で起こっていることを見ている気分になる。 主題歌?の使い方がものすごくうまい。この歌のテンポにのっていつの間にか最後まで観てしまう。 主演がヨハンソンさんになっているけど、見事な群像劇。 男一人に女3人の入り乱れ + 一組の夫婦。 愛って、恋って、人生って何だろうと言うのが、大上段でなく、スキャンダラスなネタを散りばめて描き出される。 こそばゆい。 一人ひとりの人生にあまり踏み込まないから、うまくまとめられたんだろうな。 すごく感動するとかではないけど、心の隅をかき乱される感じ。 「ないものねだり」を思い出させられる。 自分ではない何かを欲しがる。 圧倒的な才能の前に、現実を突きつけられたり。 理想の人生に、自分でケチをつけたり。 ぶち壊したり。 ”こうありたい”が、かき乱されていく…。 登場人物は、とりあえずその人なりの鞘に収まるけど、また何かあるんだろうなというのも予感させる。 そんな彼らの胸中を、のぞき見して、クスクス笑っているような感覚。 なんとも底意地の悪い映画。 でも、はまる人の気持ちもわかるような気がする。
ひと夏の恋にしては濃厚すぎる。笑 出てくる女性たちが美女過ぎる。お...
ひと夏の恋にしては濃厚すぎる。笑 出てくる女性たちが美女過ぎる。おしゃれすぎる。それだけで見る価値ありウットリ♡ スペインに行きたくなるね!笑
Why love is so hard to find? ・・・で?
2018年にハリウッドで最も稼いだ女優はスカーレット・ヨハンソンらしいです。というわけで「スカヨハ強化月間」として1ヶ月でスカヨハの出演作を色々と観ていこうと思います。「アベンジャーズ」でよく観るスカヨハなのですが、意外とそれ以外って観てないんですよね。
第一回は「それでも恋するバルセロナ」です。あれ?これってジャケット見て主役がスカヨハかと思いきや、実は主役はレベッカ・ホール?しかもペネロペ・クルスが本作でアカデミー賞取ってたなんて!確かにスカヨハよりもペネロペの方がインパクトありますね。もちろんスカヨハも美人なのですが、ペネロペの絶世の美女かつエキセントリックなキャラクターを前には部が悪いです。
本作の監督はかの有名なウッディ・アレンだったんですね。全く知らずに観たのですが、ウッディ・アレン作品観たの初めてかも?人間模様を描かせたら一流みたいなポジションの監督のようですが、正直それほどのもんなのかな?っと思いました。まぁ、一昔前の監督なので現代人の感覚とちょっとズレがあるのは仕方ないかなっと。
話のテンポは良くサクサク観れるのですが、どうしても「だからどうした」感がぬぐえません。きっと白人との恋愛観って日本人とは全然違うんだろうなぁ。何はともあれ若い頃のスカヨハとペネロペを愛でる作品でした。
人間の本能を上手に表現している名作
女性ってこうだよな~~っていう作品、人間の性、人生を考えさせられる名作だと思います。
女性が脳内ホルモンPEAやオキシトシンの分泌により理性でコントロール出来なくなくなった情事を上手く表現しています。
この作品を見て不快に感じられる方々は人間が何万年もの大昔から引き継いでいるDNAに理性で抵抗しようとしているのだな~と勝手に推測してしまいます。
DVDを何人かの女性に貸しました。
音楽と雰囲気以外最低な映画
最低の話で、全く好きになれない作品だけど、ちょっとだけあの渦中の中を体験したい気持ちになったことは否定しない。傍目に見て最低…と思えるような事柄でも、当事者は最高なんだろうなーなんて思ってしまうわけで、それ故になおさらこの映画が嫌いだ。 面白い映画だとは思うし、ギター音楽とスペインの風景が非常に心を癒やす。それをぐちゃぐちゃにかき乱す、この恋物語は最低だ。
関係はドロドロなのに何故かカラッとしてた
・細かい説明はすべてナレーションで90分にスッキリとまとめた ・新婚で慎重派なヴィッキーと恋愛体質な情熱派のクリスティーナ(スカヨハ)がバルセロナでセクシーな画家のアントニオ(ハビエルバルデム)と出会いひと夏のアバンチュールにいそしむ ・注目すべきはアントニオの元妻のマリア(ペネロペ・クルス)の気の触れたアーティスト然とした降るまい ・どの人物も後味の悪さを抱きながら帰路につくラストの空港の場面がウディらしいと感じた
恋は自由なものだけど…
「望まないものは分かるけど、望むものは分からないの」クリスティーナの言葉が忘れられない。 スカーレット・ヨハンソがとてもキュートで、ペネロペ・クルスがめっちゃ綺麗。 途中ちょっと飽きてくる。
官能的な脚本でスゲー。
ウッディ・アレンっぽさが全開の作品だなー と、直近の『カフェ・ソサエティ』を思い出しながら観ていた。 情緒溢れるスペインのバカンス風景と、それを彩る「バルセロ〜ナ〜♫」の音楽が好印象で耳にも残る。芸術好きならば、人生の一夏をオビエドで過ごしてみたいと誰もが思うに違いない。スペインの芸術と情景をこれ程までにロマンティックに魅せてくれようとは!結論から言えば、私はこの映画は好き。 ペネロペ・クルスの奔放さと情熱的な美しさは見事だったし、クリスティーナとヴィッキーもそれぞれ可愛らしく時にウザく。アントニオは言葉の1つ1つが官能的な詩を読んでいるかのようで、スペインの男の人ってこうなの…?という変な観念をウットリと持ちかけた。 ただ、ウッディ・アレン特有の「キャラクターそれぞれが愛に対する哲学を持っていてそれを定義したがるが、結局は自分勝手なので上手くいかない。でもそれも人生と受け止めるように映画は幕を閉じる」というちょっとお決まりな展開が、この映画だとオチにしっくりこなかった。しっくりこない場合、「うん……だから何だよっ!」と言いたくなるわけで。 愛に対する定義において、さすがにそりゃ無理があるだろ という部分が中盤から目立ち過ぎたからかな。クリスティーナが理性的な思考を取り戻すくだりに、もう少し説得力が欲しかった。
恋愛好きな変態ばっかり(笑)
なんだこれ(笑) バルセロナの変な風に当たって、みんなおかしくなってしまったのかもしれない…。 旅先で出会ったカッコイイ男性と恋する女友達。 ここまでは良かったのですが、友人もその男と一夜をともにするところがよく分からない…。 そして、男の元妻が現れてしまい、テンヤワンヤの大修羅場⁉︎ こんな凄まじい恋愛がまかり通ってしまうだなんて、さすがバルセロナ。 最終的に誰も結ばれず、各々は元の鞘に収まるのですから、一体何がしたかったのかよく分かりませんでした。 こんなに、どうでも良い映画も久しぶりです(笑)
ウディアレンにハズレなしか
ペネロペクルスは圧勝だったね 美しさも演技も最高だった ハビエルバルデムはなんか好きになれないんだよなあ 名前も覚えらんないし 3人の関係、ちょっと羨ましいです アリだよな 展開てきにはウディアレンぽくて テンポ良くて面白くて本当に彼は天才
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