劇場公開日 2011年8月20日

  • 予告編を見る

「東洋のパリ」シャンハイ お前の頭はただの飾りかさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0東洋のパリ

2020年1月2日
Androidアプリから投稿

中国史の一端を垣間見れる作品として興味深く視聴した。第二次世界大戦下の上海は激動であった。各国の租界地域があり、主権がなく、実質は日本軍の支配下である。東洋のパリという華やかな呼称は占領側の都合であり、現地人からすると東洋のパリどころか、廃墟という呼び名が相応しい。華やかさの裏には現地人の嗚咽が聴こえてくるようである。

お前の頭はただの飾りか