「会話で緊張感を保ち続ける演出」イングロリアス・バスターズ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
会話で緊張感を保ち続ける演出
どの章も会話で心理戦を暴力より手前に探り合い特にC・ヴァルツの存在感が異様でイタリア語まで喋っちゃう辺りはバスターズの滑稽さが伺える。
ラストのC・ヴァルツのキャラが崩壊して今までの緊張感は何だったんだろうって位にジョボくなって残念。
地下でのシーンはメインキャラが不在の中、劇中で一番興奮して圧巻だった。
全ての事柄が会話の緊張感で保っていた割に単純解決するのが物足りない。
随所にタランティーノ特有の演出でテンション上がる効果が絶大で堪らない。
やはりドキドキさせてくれる監督だ。
コメントする