東京残酷警察のレビュー・感想・評価
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グロさとエグさ
あの『片腕マシンガール』で特殊造型を手掛けた西村喜廣氏が監督となりアメリカ資本でやりたい放題で作られた、とことんグロさとエグさを目指した作品。
もぅ、グロゲロです。そして血だらけです!
いや、とことん人形破壊と赤色水しぶきにこだわったと言うべきか…。
ストーリーは、民営化された警察、通称“東京残酷警察”の女性警官ルカとエンジニアと呼ばれるミュータントの戦いを描いておりますが、この警察民営化というのが大問題。何でも出来てしまう警察というのは怖い。警察のCMすら流れており、平気で人を殺しちゃいます。暴力や自殺を促してしまっているようなシーンが盛りだくさん。これだけで、日本放映は敬遠されそうです。
エンジニアと呼ばれる、いわゆるモンスターですが、その姿もグロすぎ。よくぞこんなキャラを考えたなと思えるほど。気が狂いそうなキャラが目白押しです。ここまで来たら、拍手喝采するしかないでしょう !笑えるのが、演じているのは板尾創路さんだったりで。。。
ルカを演ずる、しいなえいひですが、スタイル抜群でかっこいい良い演技をしていました。(この映画で良い演技と褒めてもしょうがない気もしますが笑)
『片腕マシンガール』を観て楽しめた方、とにかくグロイくてお馬鹿な映像が観たい方限定でお勧めする映画です。
警察は民営化しました
仮面ライダーへふんだんにゴア・グロ・エロを盛り込んだようなアングラ特撮映画!!!
造形に既視感あると思ったら「ABC・オブ・デス」に参加してる監督さんでしたねw
古き良き日本とクールジャパンの間に出来たブラックホールなんだよな…
【あらすじ】
警察が民営化した日本。
”エンジニア”と呼ばれる改造人間による犯罪が横行するなか
父親を殺された主人公は日本の平和を守るため、エンジニア退治に勤しむのだが…
【汚造形・ゴア特表現はピカイチ】
造形力の高さには驚いてしまった。
チープさを微塵も感じない古き良き特撮の質感が世界観を創り出してる!
血の表現は多少やりすぎなところはあれど、人体破損に質の良さを感じざる負えん。
「武器人間」は確実にこの作品に影響受けてるだろうな~
犬女しかり脳みそ造形しかり…
キャラ衣装は「仮面ライダー電王」あたりの近未来×ミリタリー×日本文化って感じ。
世界観の作り方が凝ってて、30分に1回ぐらいCMが入るんだけど
それがまた人間情勢をバカにしてていいな~~と思う。
ストーリーはあってないモノです(笑)
板尾さん闇落ち・変態キャラに重宝されがち。
風俗小屋のシーンは「少女椿」感もあった。
大方この作品が好きな人なんて限られてくるゲテモノなんだけど
クオリティは担保できるんで、日本のグロ特撮ご興味あれば是非!
ブッ飛んでます
決して大作でもなく、インディー系の作品だがスプラッターのド派手な演出には感心した。最近のR指定なぞ糞食らえとばかりに血や内臓や強烈な映像が観る者を直撃!久しぶりに弾けた作品を観ました。古くは爆裂都市や最近ではトーキョートライブ辺りのカルト的な匂いがしますね。これくらい弾けると観る側は期待を裏切られるからとても鮮明に記憶される。さてキャストだがしいなえいひのスタイリッシュはカッコいい。回りはVシネキャストが脇を固めていますがまあ、エログロなんでもありだから、さも、ありなん。陳腐なセクシー女優ではなくしっかりと女優で固めた点も良し。久しぶりのアナーキーな作品でした。続編匂わせたけど無いのかなあ~?
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