「中村雅俊は劇中でもっと痛い目に遭った方がよかったと思ったが、 それに反してハッピーエンドとなってしまう。 ピエロになってしまった石黒賢が気の毒に思った。」60歳のラブレター ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
中村雅俊は劇中でもっと痛い目に遭った方がよかったと思ったが、 それに反してハッピーエンドとなってしまう。 ピエロになってしまった石黒賢が気の毒に思った。
動画配信で映画「60歳のラブレター」を見た。
劇場公開日:2009年5月16日
2009年製作/129分/日本
配給:松竹
中村雅俊58才
原田美枝子51才
井上順62才
戸田恵子52才
イッセー尾形57才
綾戸智恵52才
星野真里28才
佐藤慶81才
原沙知絵31才
石黒賢43才
原田美枝子はどの映画の中でもキレイで魅力的だと思う。
定年退職した日に孝平(中村雅俊)は、専業主婦として家族に尽くしてきたちひろ(原田美枝子)と離婚した。
妻との約束など一度も守ったことがないらしい。
酷い男だと思った。
おまけに若く美しい愛人(原沙知絵)がいる。
愛妻に先立たれ高校生の娘と暮らす医師・静夫(井上順)は、翻訳家として活躍する麗子(戸田恵子)のことが好きになってしまう。
魚屋を営む正彦(イッセー尾形)と光江(綾戸智恵)。
口げんかのは絶えない2人だが、妻に大きな病が見つかってしまう。
3組のカップルだが中村雅俊以外は皆いい人で、
劇中にステキなセリフがたくさんある。
井上順と戸田恵子のカップルがとてもよかった。
ちひろは若い小説家(石黒賢)といい仲になり、
2人で旅客機で北海道に向かう。
ちひろのことが気になった孝平は2人を追いかけ先回りして待っている。
ちひろ「今頃遅すぎるわよ」
まったくそうだと思った。
中村雅俊は劇中でもっと痛い目に遭った方がよかったと思ったが、
それに反してハッピーエンドとなってしまう。
ピエロになってしまった石黒賢が気の毒に思った。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
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