「旦那さん、素敵な方ですね」60歳のラブレター shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
旦那さん、素敵な方ですね
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映画「60歳のラブレター」(深川栄洋監督)から。
映画館は、いつになく「夫婦」らしき2人で溢れている。
ペアと呼ぶべきか、カップルと呼ぶべきか、
それとも、アベックと呼ぶべきか、と迷うくらいの2人が、
所狭しと集まったらしい、先週の週末。
私たち夫婦は、それを想定して火曜日の仕事帰りに。(笑)
(もちろん、夫婦50歳割引、5組くらいの男女しかいない)
内容は、どこにでもいそうな3組の夫婦愛、
一言で言えば、テレビの「2時間ドラマ」の延長って感じ。
映画と呼ぶには、ちょっとインパクトがなかったかな。
しかし、メモは溢れた。
中でも、綾戸智恵さん扮する妻・光江さんの手術前、
心配そうに妻に寄り添うイッセー尾形さん扮する夫・正彦さんをみて、
病院の看護師さんが、不安いっぱいの彼女に語りかけた台詞。
「松山さん、旦那さん、素敵な方ですね」が心に残った。
この台詞「奥さん、素敵な方を旦那さんに選びましたね」
と言い換えることができる。
2人を知らない他人から、こんな台詞を言われた時、
私の異性を見る目は間違ってなかった、と実感するに違いない。
こんな台詞を、一度は横に座っている妻に聞かせたいな、
そんなことを思いながら、メモ作業を続けた夫である。(笑)
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