「愛憎が中途半端…」華麗なるアリバイ ROSEさんの映画レビュー(感想・評価)
愛憎が中途半端…
この作品は舞台が現代(?)フランスのためか、あまりアガサ・クリスティらしさは感じられません。らしいと言えば…約10人の容疑者が登場して愛憎が渦巻いていることくらいでしょうか。
原作はポアロシリーズですが、この作品にはポアロらしき探偵も出てこないので面白味に欠けます。
しかしさすがフランス、登場人物がみんなお洒落なのでその点では楽しめます。
ストーリーは誰が誰だか分かりづらいので、先に原作を読むかデヴィッド・スーシェ版「名探偵ポワロ・ホロー荘の殺人」を観ておくと分かりやすくなると思うのでオススメです。
結末も中途半端で、それぞれの愛憎がどうなったのか気になるところです。
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