ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙えのレビュー・感想・評価
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二大俳優
最初から元相棒ビクトルの借金返済のためにロマノフの卵を盗むという目的のために興味は薄れていた。冒頭ではそのビクトル(最初は顔姿がわからない)がリプリー(フリーマン)に射殺されるというシーン・・・大泥棒の物語に不可欠な“殺人は犯さない”という設定が欠如!
まぁ、それでもバンデラス視線でストーリーを追っていくと、終盤には「実は俺は刑事だったんだ~」などと意表をつくどんでん返し。こんなわけのわからない展開だと何が目的だったのかと疑問にも思えるが、執拗にリプリー逮捕に固執する銭形警部のような男(ラデ・シェルベッジア)のためのストーリーだったのかと気付く・・・ちょっと違うか。
フリーマン、バンデラスといった二大俳優を、どうもうまく使いこなせてない感が残ってしまう。まんまと嵌められた刑事たちのドラマといったところか。盗んだ卵が木製だったというエピソードのおかげで多少評価は上がるが・・・
物足りない
録画
もしかしてネタバレ?と思ったので…
二兎追うものは一兎も得ず。
厳重な金庫に隠されている秘宝を盗む…指紋や声紋照合・レーザーの回避など、どうやるのか綿密な計画を立て実行するスリリングさ楽しむ系と騙し騙されのどんでん返しのどんでん返し系作品をミックスさせた作品。
残念ながら、全てがサラ~と流れるように終わってしまった。
エッグはないよ
予想外の大どんでんで完全にやられた〜。
モーガンフリーマン演じるリプリーが底知れない感じはあったけど、まさかの結末に、
リブリーとガブリエルが騙し合いをする中で、唯一の真実がアレックスとの恋というオシャレな終わり方。
しかし邦題を何故エッグとしたのか。。。
codeのままの方が全然いい。
THE・まあまあ
そういえばあんまり使わない言葉なんですが、まあまあという感想がこんなにしっくりきたのは久しぶり。
それにしてもなんてそそられないタイトルなんだろう…w ここ最近邦題がイマイチな作品が続いてますがw、この手のものが一番苦手(・ω・`ノ)ノ
そんな私の食指を動かしてくれたのは大好きなモーガン・フリーマン。ロマノフのお宝なんてまるでルパンや怪盗キッドが狙うようなもの(映画の題材)なんだけど、生身の人間が、しかもM・フリーマンがやると聞いたら途端にそれはそれでアリだと感じるから凄い。そしてやっぱり期待を裏切らない。最初から渋いかっこよさが全開でした。
アントニオ・バンデラスの良さも相まって強盗シーンはちゃんと上手くいくか本当にハラハラさせてくれました。
だけどそれ以降が駆け足すぎたのか全体的にはダイジェスト(まではいかなくても)をみてるかのような薄味。話に一応筋は通ってるし、全然悪くはないんだけど、もやもやは残るといった印象です。
それぞれの関係が明らかになるのは面白いしなるほどって思うんだけど、どんでん返しを象ってるだけで色々説得力不足というか…。
一瞬納得しかけたけどそういえばあれは?っていうのが結構あって。
あとは若干ラブストーリーに寄りすぎかなあ。気持ちのいい終わり方だったから良かったんですけどね。でも意味なくセクシーなだけのベッドシーンじゃなく必然性があったのは良かったです。ガブリエルとアレックスのシーンは時々違う作品みたいな質感になってて気になってたから余計に。
さっきダイジェストと言いましたが言い換えればさくさくっと観れる作品なので、そういう気分のときにはもってこいなんじゃないかなと思います。
濃い二人なのに・・・
内容が 薄い。
アクティブでセクシー(が売りの)アントンと、物静かで悪の大物(ボス)を演じることが多いモーガンが パートナーになる設定は ムリがあったと思います。。
騙し・騙され、宝石を狙うってのは 『オーシャンズ・シリーズ』や 『ミッション・インポッシブル』で観飽きてるかも。
詐欺師の鮮やかな手口に 警察お手上げ的な内容だけど、映画とはいえ ちょっと(警察を)バカにしすぎな感があります。 そこがイタイ。。
ときどき 笑いを狙ったシーンがあったりするのも、“コメディじゃないよね?”と シラケさせる(特にベッドで アントンが目覚める→ モーガン仁王立ちとか)。
そして エンディングが大不発。。 モーガン&アントンの絡みくらいで しめてくれたらよかったのに、チープな恋愛映画になってましたよ。
エキサイトメントを求めるひとには 不向き。 だけど アントンのセクシー演技が観たい人には お勧めの一本です。
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