「二大俳優」ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙え kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
二大俳優
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最初から元相棒ビクトルの借金返済のためにロマノフの卵を盗むという目的のために興味は薄れていた。冒頭ではそのビクトル(最初は顔姿がわからない)がリプリー(フリーマン)に射殺されるというシーン・・・大泥棒の物語に不可欠な“殺人は犯さない”という設定が欠如!
まぁ、それでもバンデラス視線でストーリーを追っていくと、終盤には「実は俺は刑事だったんだ~」などと意表をつくどんでん返し。こんなわけのわからない展開だと何が目的だったのかと疑問にも思えるが、執拗にリプリー逮捕に固執する銭形警部のような男(ラデ・シェルベッジア)のためのストーリーだったのかと気付く・・・ちょっと違うか。
フリーマン、バンデラスといった二大俳優を、どうもうまく使いこなせてない感が残ってしまう。まんまと嵌められた刑事たちのドラマといったところか。盗んだ卵が木製だったというエピソードのおかげで多少評価は上がるが・・・
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