ボーダーのレビュー・感想・評価
全8件を表示
往年バンドの再結成なみ
エクスペンダブルズで夢の競演に興奮した映画ファンなら失禁する豪華キャスト。
だがそのくだらなさは夢であってほしかったことを痛感させられる。
まずこの二人がコンビを組むとどうしても変な立て方をしないと両方がたたないのが
目に見えているのでその設定がアウト。やはり「ヒート」の設定が無難だったのだ。
「ヒート」の「競演」に十分震え上がったことを思い出した。
次に老い過ぎ。刑事は無理だろ。政治家同士のポリティカルサスペンスならまだしも。
画面におけるかつてのオーラはなく、二人がキレる演技を見るたびにさびしくなる。
映画自体もきわめてつまらなく、今の二人が既に用無しになっているのが現状。
なんとも凡庸!スターの無駄遣い?
サンテレビ「シネマスタジアム」で鑑賞。
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの「ヒート」以来の豪華共演によるクライム・サスペンス。
ロバート・デ・ニーロが冒頭から「犯人は自分だ」と独白していたので、最後にひっくり返されるだろうと容易に想像出来ました。結果その通りだったので逆に期待外れ…
なんとも凡庸な内容に終始し、これってスターの無駄遣いじゃないかなぁ、とめちゃくちゃもったいなく思えました。
※修正(2023/03/12)
普通
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの共演で期待していたが、途中でこのパターンはこいつが犯人だなってのがわかるし、内容もどこかで聞いた事があるような内容でつまらなくもないが、面白くもない映画だった。2時間もかけて見るような内容じゃなかった。
連続殺人をロバート・デ・ニーロとアル・パチーノのコンビが捜査していくんだけど、被害者が全員犯罪者であることや計画的な犯行をしていることから、途中で犯人は全員と面識のある警官なんじゃないかってことでロバート・デ・ニーロに容疑がかけられてしまうが、本当の犯人はアル・パチーノでしたっていうどんでん返しがある。
ただ途中で薄々気付いてしまうので、あーやっぱりという感想しかでない。
けっこう面白かった
けっこう面白かったけど、非常にこじんまりとした話で、しかも結末がどんでん返しなので、もう一回見たらあんまり面白くないかもしれない。キャストが豪華な割りに印象の薄い作品で、すぐ忘れてしまいそうだった。
いうほど酷い?
アメリカでも日本でもかなり酷評されている本作ですが、そんなに悪くなかったけどなあ。
確かに犯人の選択肢は1つしかないし、単純な脚本かもしれないけれど
そこへの持って行き方とか魅せ方、何より夢の共演の渋いおじさま達の熟練された演技はやっぱり素晴らしいものがありました。
アル・パチーノのいい人そうだけど真っ白ではない感じの通常時の演技とネタばらし時の通常の面影を残しつつしっかり“犯人”な絶妙な切り替えなんてとっても良かったです。
ロバート・デ・ニーロはカメラの映像の方のなんともいえない複雑な表情はネタばらしの後一層凄みを感じました。
多分あの2人の共演ということでハードルが上がりすぎてたのもデカかったんでしょうね。
私は「あの2人なのにヒドイ」という情報があったから逆に良かったのかもしれませんw
逆を言えばヒドイヒドイと言われていてもパチーノとデ・ニーロだからどうしても観ておきたかったし。
それにしてもイタリア系アメリカ人の方って唯一無二の個性的な魅力があるザ・スターな人が本当に多い気がします。
あとタイトルのボーダーは邦題にしてはわかってるなと思いましたw
無理が・・
こんなにも素敵な共演なんだけど・・・オッサン二人の刑事というものに無理な設定が(涙)デ・ニーロ太りすぎですよー(泣)スウェット姿がどぇんどぇん。マフィアのボスの方が似合っちゃうなー
並んで映ってくれたから。
名画座にて。
「ヒート」以来の共演となる二人だが、今回は並んで映る。
まぁ…ファンならそれだけでも嬉しいんじゃないだろうか
と、内容はまずおいといて(爆)思ったりした次第である^^;
冒頭、なぜだか殺人罪を告白しているデニーロが映って、
(これがまた非常に苦痛に満ちた表情で)
あ、何かあるな…これは^^;と思わせるプロローグである。
彼とパチーノはベテランコンビで、幾多の事件を解決に
導いてきた同志。だからその腕前も勘も見事なはずだが、
逮捕できない凶悪犯を抹殺する連続殺人事件の解決が、
なかなか図れないでいる。そしてその犯人である疑いが、
徐々にデニーロに向けられるようになっていき、相棒の
無実を信じるパチーノは、汚名を晴らそうと奔走するが…
この流れと、冒頭の告白で、あ、やっぱデニーロが犯人?
…っていうんじゃつまらないと思うでしょうが^^;果たして。
しかしこの内容を観てすぐ、とあるTVドラマが浮かんだ。
(見ていた方ならすぐお分かりかと思いますが^^;)
逮捕できなかった犯人に何者かが制裁を加える…?って、
つい先日最終回を迎えた○雅人主演のドラマにソックリ。
まぁこちらの方は本当に殺してしまうので(それもいたが)
まったく同じではないが^^;だって、その、死体の胸元に
書き置きを残す、ってアナタ…そんなシーンもあったし?
やだ、同じじゃない!?なんて思いながら観てしまった。
せっかくの共演だからとまぁ二人の見せ場を作る作る!
そして彼らも演じる演じる!走る走る!吠える吠える!
御歳70歳?を迎える彼らもまだまだ俳優魂を魅せます。
だからまぁ…途中で犯人が分かっても^^;ひねりのない
脚本も^^;ムダに後半が長すぎるのも^^;由ということに。。
ファンは、彼らが並んで映ってることにお金を払いたい。
そういう価値ある演技を、それぞれに魅せてますから。
脇も…
レグイザモ、(こんな役で)またまたいい味を出してるし。
グギーノ、色っぽいし。あと…それなりのヒトが出てるし。
ラストのデニーロのシーンで、あぁ巻き戻った。と安心。
(御大が大暴れする作品をどんどん作って欲しいですねぇ)
意外と面白かったです。
批評家には不評でしたが、デ・ニ-ロとアルの共演という事で見に行きました。
真犯人は大体予測が付きましたが、最初の告白シ-ンはドキッとしました。このままデ・ニ-ロが犯人のままになってしまうのかと???アルの動機は、親友の捏造がきっかけだったんですね。そして、自分の犯行を止めてほしかった。自分を憎んで、親友に殺されたかった。そんな気持ちが伝わりました。ヒ-ト以来の2人の共演とても楽しめました。
全8件を表示