劇場公開日 2011年8月27日

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「単にバカな若者たちの乱痴気騒ぎ」ピラニア3D kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0単にバカな若者たちの乱痴気騒ぎ

2018年12月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 R15だけあって、エロとグロが強烈。リメイクなのだが、ストーリーに軍の秘密兵器というテーマは全くなく、200万年前に滅んだはずの古代ピラニアが地震の影響で飛び出してきたという設定だ。何かを批判するようなメッセージがあるかといえば、単にバカな若者たちの乱痴気騒ぎだけ。さらに最近のハリウッド映画に多い、内気な高校生がピンチに際して成長するといったモノ。したがってストーリーは奥深くない・・・

 主人公であるはずのジェイク。クレジットでは下の方だが、なんとスティーヴ・マックィーンの孫だ。そして、イーライ・ロス、クリストファー・ロイド、リチャード・ドレイファスなどの有名俳優がゲスト出演している。

 映像が凄いのも特徴だが、パニックに際して自分勝手な行動をする人間なんてのも短い時間であるが現れている。特に、高校生のトッド(コーディ・ロンゴ)なんてのはジェイクの恋のライバルといった感じのキャラだが、一人ボートで逃げようとするとき次々とボートで人を殺していく姿はおぞましい。

kossy