劇場公開日 2009年6月13日

「少しだけホッとする戦争映画です^^」真夏のオリオン ゆりこさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5少しだけホッとする戦争映画です^^

2009年6月16日
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

個人的に戦争映画には興味があるので
このテの映画は色々と観せてもらっていますが
「真夏のオリオン」は、悲しい中にもほんのちょっとだけホッとできる戦争映画ですね。
(ある意味ネタバレになるので、それ以上は話しませんが・・・^^;)

「相手も同じ人間なのに、どうして人が人を殺さなければならないのか・・・?」
こんな感じのセリフを言うシーンにはジ~ンとしました。
本当にそう。
自分が殺そうとしてる相手にだって、
大切な家族がいて、愛する人がいて、
今日までたくさんの経験をし、
色んな感情を持ち、
将来を夢見てる・・・
自分となんら変わらない全く同じ人間なのに、
なんで殺し合わなければならないのか・・・・
みんながみんな解ってる当たり前のことなのに、
いつの時代でも戦争が終わらないのは、本当に悲しいことですね。

日本軍側だけをクローズアップして正当化してるのではなく、
米軍側からみた戦争も冷静に表現してるので、客観的にみれてとてもよかったですね。
戦争はどっちが悪い!ってのはないですから・・・^^;

主役の玉木君もかっこよかったですけど
私的には寡黙な吉田栄作さんがピカイチ☆
めちゃめちゃステキでした^^

とにかく倉本艦長の人柄が良い!
上に立つ人間が立派だと、それに続く人たちは安心してついていけるんだよねぇ~^^
これはどの世界、どんな業界でも同じなんですが・・・
現実は難しいっっっ!!!

        6月15日109シネマズ高崎にて観賞

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ゆりこ