ノウイングのレビュー・感想・評価
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丁寧に作ったよくある話
シナリオはよくある話なので観終わっても
何か感じるというのは無いですね。
ただ、地下鉄や飛行機の事故あたりでは
普通に生きていると見られない(当たり前か)シーンが
リアルでショッキングに作られているので
そういった映像を観たい人には十分満足できるかなと。
まぁそれだけ・・・。
悲劇だけで終わらないで希望を持たせる終わり方なのは
良かったかな。これで最後まで酷い展開だったら
見る価値半減しちゃうから・・・。
主人公をローズ・バーン(相手役の女優さん)にすれば
良かったのに・・・。
全編ニコラス・ケイジが中心で展開してこの内容だと
男性には寒いと思います。
TVで観れば十分かもしれません。
そつのない良作
自ブログから抜粋で。
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とまあ、およそ思いつく限りの具を詰め込んだ幕の内弁当かのようなサービスぶり。
しいて足りないエッセンスを挙げるとしたら、お笑いのゴマふりかけとお色気のフレンチドレッシングか。
でもまあ、詰め込んだ割には盛りつけがうまいようで、破綻なく最後まで楽しめた。
最初に運命的な決定論と偶然でしかあり得ない非決定論の講義をもってくるとか、ジョン親子のつながりを示した伏線の張り方とか、よく考えてあると思う。
旅客機の墜落シーンなどの撮影技術も、ほんの数年前なら度肝を抜かれていただろう素晴らし出来栄え。
未曾有の大惨事を描くディザスターもので、へたに個人的な親子愛に注力されるとシラけることも少なくないのだが、その点でも合格点をあげられる。
これは数字の謎を解いていくというミステリー仕立てにして、ほとんどの人は災害が近いことを知らずに巻き込まれる構成にしたのがよかったのだろう。
いよいよ最後の大惨事が間近となっても、ちゃんと親子愛が物語のキーとなって、「この大変なときになにやってんだ」というような違和感がない。
そしてその決着のつけ方も、全編を通してテーマが貫かれているので大いに納得がいく。
この作品で唯一余計だと感じたのは、親子に近づく謎の男たち。これはちょっとサービス過剰だった。
まあ、彼らを早めに出さなくちゃ最後が唐突になることは想像に難くないのだが、だとしてもあんなスリラータッチにすることはなかったんじゃないかな。
彼らは“ノウイング(knowing=知っている)”に基づいて行動しているはずで、不審な振る舞いをするのはちょっとおかしい。
総じてよく推敲されたそつのない脚本なんだが、ちゃんとしているがゆえに、ルシンダはどうして“その時”が来るまで待てなかったのか、どうして “EE”の答えが“あそこ”に書かれていたのか、道しるべ的なものかと思っていた小石がなぜクライマックスの電話の上に置かれたのか、という細かい点が疑問に残った。
なにかしら裏設定があるのかもしれないが、おそらくは演出過剰の蛇足なんだろう。
ラストの落としどころは賛否両論ありそうだが、個人的にはアリ。
SFを突き詰めると宗教的になるというのは、過去の作品にいくらでも前例があるのだし、自分としても嫌いじゃない。
この映画を誰かと一緒に観たなら大いに語り合えばいい。
この映画のキャッチコピー「その時、人類は何を残せるのだろうか。」ではないが、この映画はただ面白い、面白くないだけでなく、いろいろな意味で語り合う余地のある作品になっていると思う。
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全文はブログにて。
そう来るか・・・・
ネクストもアクションに少々「ギフト」がくっついたお話でしたが、今回はホラーのような、オカルトのような、サスペンスのような、今までにないうなものがすべてひっくるめて出ていた映画だと思います。
つまらない、じゃなく、今までアクション100%や恋愛100%といったタイプではないので、ちょっと新鮮でした。
予備知識が無いまま、目にする広告や何らかの絵柄を見ると、アクションかなぁって思ったのに、不思議現象がメインだったので、ニコラス=派手なアクションと定着しているからか、ちょっと物足りないと思いました。
でも、ニコラスはスキなので、楽しめました。
悔しいけど、納得かも~
終わり方としては、わかりたくない。し、好きじゃないけど。、ちょっと納得。
私の両親も同じコトすると思うから。
映像はキレイだし、迫力もありました。
事故のシーンは、迫力も凄かったけど、「いつ、どこかで、おきてもおかしくないコト」としての恐怖も感じました。日本にいると平和ボケしてしまっているし。
9・11を経験したアメリカ人ならではの感性も入っているのかもしれませんね。
納得してしまう自分が、ああ。悔しいなぁ。
得も言われぬ恐怖を少々感じた。
墜落のシーン、これホントに1機落としてるでしょ?
と思えるほどの臨場感に、
こうした事故がこれからどこかで起きるのだと考えただけで
飛行機乗りたくないな、いや違う、恐いなと手に汗…。
えーっと、このあとはカジノからうまいことすり抜けるんだっけ。
と予知するもハズレ。(NEXTと混同)
地球に比べて太陽のハンパない大きさを知ると、
地球上にいる人類が絶滅してしまうことなんて、
意外と簡単に起きるのかもしれないなー。
なんてことをエンドロール見ながら考えていました。
『I know.』
実は奥が深い映画
オチがイマイチという感想をよく拝見しますが、聖書をよく勉強されると(最後だけでなく)この映画の深さがより分かるかと思います。
選ばれた2人と、最後に映し出される木・・・大半がクリスチャンであるアメリカ人には受け入れられる、全体的に素晴らしい作品だと思います。
ノウイング
ニコラス・ケイジ演ずるジョンの息子が通う小学校で
50年前のタイムカプセルが開けられた。
中に入っていた絵を子供たちが受け取ったが
ジョンの子が受け取った紙には数字の羅列のみ。
だがその数字が50年前から現代にいたるまでの
大惨事を予告したものであることに気づく・・
ってお話で、破滅にいたるまでの映画だけど
飛行機の墜落とか地下鉄事故とか、
映像の迫力は大画面ならでは。
激しいシーンは多いけれど全体に静かな印象。
謎の男たちが出てきて、その正体が想像つく頃になると
一気にB級な感じが増えてきます(笑)
オチはありがちというか安易というか
どっかで観た感が・・
スペクタクルあり、SFあり、家族愛ありで
主題はバラけてました。
でも思ったより面白かったデスヨ。
迫力あり!興奮あり!だけどラストが・・・
想像以上に迫力あり、怖い映像が盛りだくさん!!!
展開もハラハラ、ドキドキもんで
手に汗握るほど興奮しながら観てました。
・・・でもっ
ラストがねぇ~^^;
そこんとこが残念ですっ(泣)
これ、ラストがもうちょっと違った展開だったら
私の中では
最近のパニック映画の中でピカイチ☆だったかも(^^ゞ
まぁ「地球が静止する日」のキアヌより
ニコラス・ケイジの方が、軍配が上がったかな(笑)
7月14日109シネマズ高崎にて観賞
衝撃度大。
とにかく今までのハリウッド大作にはない感じの衝撃度があります。
久しぶりにニコラスケイジの主演作でヒットを感じました。
予告でも見た飛行機事故の映像も凄いですが、その次が本当
凄すぎです。これはスクリーンで是非見たい映画ですね。
You and me, together, forever
予告編を見て、絶対に見たいと思ってました。
確かに飛行機事故や地下鉄事故の映像は劇場で見ると
迫力というか…リアルすぎて、凄いです。
主人公のお仕事が宇宙物理学者であるから…
予言書を手にした時、何か救いがあるのかと
思ってたら…まぁ人間レベルでどうにかできるものでは無かったようで…
永遠に一緒だよと言ってた息子とも別れることに…
しかし…あの生命体は50年前からささやきを続けてた訳だよね。
何でまた地球の滅亡する日に急いで脱出しなきゃいけなかったのかな?
あの太陽の異変は、地球自体が燃えちゃうの?
それとも地上が燃えて全てカスになっちゃうってこと?
途中、ノアの方舟とか、アダムとイヴなんてキーワードが頭を過ぎりましたが…
何しろ聖書全く読んだことがないもので…
この映画では何を一番言いたかったのか、真意がつかめないでおります。
でも…映像は凄いので劇場で見て損は無いと思います。
事故の映像がすごかった。
映画の冒頭はすごく面白い感じで始まり、
これからどうなって行くんだろうと期待で一杯。
中盤は、飛行機や地下鉄の事故シーンの迫力に圧倒されてストーリ的にも
すごく面白かった。
しかし、終盤は、太陽の異変により地球消滅のストーリーになり
宇宙人や宇宙船が現れ何か思っていた感じと少し違い違和感がありました。
最近多いね
前半は、何が起こるの?って感じで、ワクワクしながらl観賞してましたが、結局そっち系ですか・・。予想してたものと違ったかな。
最近、地球に警告ものって多いですね。
まぁ、時代かなぁ・・・。
まさに、地球が静止する日と同じだわ。
ベートーベン交響曲第7番第2楽章
ディザスター映画をあまり見ない私は、この映画の描写に何度か驚きがあり
リアル過ぎて興奮しました。
最初のほうと最後に流れるクラシック音楽が効果的で、耳に残るなぁ・・・と思ったら、ベートーベン交響曲でした。
共演俳優の方々も、印象に残る俳優さんたちで良かったです。
子役の男の子、ブルーアイが美しかった!
ドラマ要素として、ツメが甘いところに批判があるのかもしれません。でも圧倒的な映像は、ご覧になれば納得されますよ。
『NEXT-ネクスト-』に続き、未来の予知を解読した男の物語です。
ニコラス・ケイジはこの手の作品に最近片っ端から出演しています。その心境として、ジャンル的に惹かれいてるようなのです。ニコラスは、非現実的なことを頭ごなしに否定してしまうタイプではなくて、心を開いて想像することができるタイプの俳優だから、この手の作品の演技に違和感がないのかもしれません。
いくら俳優だからといって、トンデモなお話に、心の中で「うそ~」って叫びながら、したり顔で演技するでは、説得力がなくなりますね。抽象的な概念を受け入れ、超常的状況を本当に信じて、心から共感できることがサイエンス・フィクション作品を演じる上で最も重要な要素になることでしょう。
本作は、深い家族愛を描いた作品でもありました。
価値観の違いから、父親との断絶。そして、ある事情によって、愛する息子とも別れなければならなくなります。ニコラスにとって、実はこのシーンが一番難しかったそうです。
そこで、自分の子供を失ったすべての親達に向けて、手紙を書き、撮影の日にその手紙を持っていき、カメラが回り始める直前に読みかえして撮影したそうです。
そのシーンについて考えすぎず、手紙を読んで自分の中に沸き起こったものをありのまま表現しようとしたんだとか。
すさまじい事故が続いたあと、究極の選択を迫られる親子の別れを描いたシーンだけに、頭で理解できるものではないでしょう。主人公ジョンの嗚咽は、自然な感情として充分伝わってきて、ほろりとさせてくれました。
さて、作品自体では、試写を見た人から、話ができすぎているなどと批判コメントが続いていました。てせも小地蔵が見て、そんなに破綻していないと思います。
その物語の始まりは、一人の少女が受け取った、未知なる存在からの幻聴。それを少女は、小学校のタイムカプセルに入れたのです。
50年後に、そのメッセージを開いたのが、主人公ジョンの息子ケレイブ。意味不明な数字の羅列を不審に思ったケレイブは、勝手に持ち帰って、ジョンに見せます。
普通の人なら、意味不明な数字の羅列を見せられても、ピンとはこなかったでしょう。しかし宇宙物理学の教授であるジョンは、得意の数字の解析に取り組むのです。ジョンの職業設定が、この部分のリアルティを生んだといえるでしょう。
その数字は、一見何の意味もないように見えるのです。ジョンが解読のキッカケとなるのが、冒頭の数字。「20019112973」という数字は、やはりアメリカ人にとって忘れがたい数字だったのです。それは、同時多発テロの発生日時と被害者数でした。これを数字の冒頭に持ってきたことで、ジョンの謎解きに果然説得力が出てきたと評価できます。
ジョンはネットを使って、次々に数字の符牒が合致する事件・事故を突き止めます。
その結果まだ起きて3件の「預言」の成就の阻止に立ち上がるのでした。事故が預言されている現場に出向くのは危険と知りつつ、それでもジョンを駆り立てるのは、数字の意味をもっと早い時期の知ることができれば、妻を事故から守れたかもしれないという悔恨の思いからでした。ジョンが解読した数字の中には、妻の死につながった事故が含まれていたからです。
ここで面白いのは、日付と犠牲者数以外に、解読不明な数字が残ってしまったことです。そのためジョンから相談を受けた、友人の天文台スタッフは、解読不明な数字を理由に、本気にしてくれませんでした。一旦は観客にも単なる偶然かと思わせておいて、そのあとのシーンで、解読不明の数字の意味をジョンに思い知らされる事故と遭遇させます。この展開は、なかなかの説得力がありました。
そして本作のハイライトといえる飛行機事故と地下鉄事故シーンは、やはりど迫力でした。またラストの地球上が炎に包まれていくところでは、ディ・アフターの水害がそっくり業火に置き換わったような、すさまじさでした。
このように映像効果の迫力は申し分もないのですが、ストーリー面ではもう少しテーマを際立てた方がいいと思います。
たとえば、当初ミステリータッチで始まったストーリーは、終盤から宇宙人の侵攻を臭わすようになります。結局は自然災害なのですが、登場する宇宙人がどのような思いで地球を見つめていたのか明かにされません。
ただ彼らは、選民を行い、人類を残そうとしているようです。ここにスポットを当てるなら、それなりのストーリーを肉付けすべきでした。
途中に「エゼキエル書」の挿絵が何度も登場し、西洋社会の深層心理に色濃く残された終末思想が色濃く反映されています。
終末思想は、運命論です。
宇宙物理学の教授であるジョンは、講義の中で、宇宙の摂理を対立する二つの学説でこう説きます。宇宙には偶然がなく、すべては決定されている決定論か、一切の必然は認めない偶然論か。
本作は、ジョン教授が探求する宇宙の摂理の答えとして、預言の数字をジョンに説かせて、偶然とはいえない体験をさせていきます。
しかし世界が終末を迎えるのは、偶然なのか、必然なのか明確に答えていませんでした。もう少し、こうだという主張があってもいいと思います。
見終わった皆さんは、必然か偶然か!どっちだと思いましたか?
小地蔵は、どっちでもなく宇宙の摂理は、根本仏神によって創造された魂たちが、転生の経験を重ねていく中で、作り上げていくものであり、いかようにも変化していくものだと思っております。
従って、終末論もどんな悪しき預言も可能性であって、どんどん変えていけるものだと思うのです。
また、家族愛もそれなりに描かれてはいますが、父親との関係などおまけ程度です。
ドラマの要素として、そんなツメが甘いところに批判があるのかもしれません。でも圧倒的な迫力のある映像は、ご覧になれば納得されますよ。
そして、もし、明日が地球最後の日だったら、皆さんはどう過ごされますか?
安モンのC級映画
50年前に埋められた小学校のタイムカプセル。一つだけ不思議な数列が書かれたモノがあったが、それは、過去50年間の惨事の日時と犠牲者数を示した数字だった・・・。
ディザスタームービー or パニックムービーかと思って見ると外されます。SFムービーです。って言うか、結末は正直「エーーーッ!!」と言う感じです。そう言う終わり方ってアリですか・・・。これじゃぁ、安モンのC級映画です(泣)。
ディザスタームービーの要素も入っているので災害シーンが結構ありますが、人が撥ねられたり、炎に巻かれたりするシーンがはっきりと写りこんでいます。特にR指定はされていませんが、苦手な人にはちょっとキツイかも。
ニコラス・ケイジが主演ですが、ちょっとこれは酷いです。もちろん、ニコラス・ケイジの責任ではなく、脚本の問題。もう少し話を練っても良かったんじゃ無いかなぁ・・・。ハリウッドの地盤沈下が言われていますが、これじゃぁ、そう言われてもしょうがないですね。
凄まじい!!
何と言っても一番の見所は予告編でのお馴染みのジェット機墜落するシーンと地下鉄の事故シーンです。こんな凄まじい映像は初めてみました。ほんとに事故が起きればこんな感じなんだろうと容易に想像できます。
ストーリーは50年前に書かれた一枚のメッセージを中心に進んでいくんですが感の良い方ならすぐにオチがわかると思います。
それでも全体を通しておもしろかったです。この作品は予告編のインパクトが強すぎましたね。
SF風味の大型ディザスタームービー
まさにアレックス・プロヤス印の映画ですw
「クロウ」「ダークシティ」等、何やら哲学性を持たせるストーリー、映像センスの持ち主だなあ…と常々思ってましたが…大型サマームービーにすら自分の哲学スタイルを貫くとは!!!!いやはや…
今回も「アイ,ロボット」系の徹底エンターテインメントで行くのかと思ってたら…やはり、この監督…一筋縄ではいかない様ですねw
この監督の過去作品(免疫としてw)を観たことなく、これから「ノウイング」を観る方には、どう説明したもんでしょう……
う~ん……どのジャンルに当てはまるんだろうか…
サスペンス?ディザスター?パニック?オカルト?
…敢えて、『全部』と言っておきましょう!!
名付けて『SF風味の大型ディザスタームービー』!!!!!…う~ん…違うかorz
じゃ、ま、ひとつだけ言っときますw
サブウェイパニックから後半の展開にハマれることが出来たら、この映画は確実に楽しめると思います!!!!
クライマックスのトンデモ展開が、この監督のテイストですからねw
それと、私の感想はですね――
ニコラス・ケイジ…この人、オールジャンルOKなんだなあ…
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