「楽しめるけど、ちょっと中途半端かな。」ウルフマン りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しめるけど、ちょっと中途半端かな。
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19世紀のイギリスって、暗くて、雨が多くて、ウラ寂しいのが、こんなホラー映画によく似合う。
ストーリーは、全体的に中途半端。
内容はよくわかって、次の展開も読める。
けど、何だか、それも良かったかな。
でも、吸血鬼でもないのに、思いがけず、狼男になってしまった苦悩(To be or not to beと言っていたけど)や、妻を殺してしまった絶望など、あと15分長くしてもっと伝えてくれても良かったと思う。
かつてのホラー映画の定番、音響でびっくりさせられた。
5~6回、飛び上がったかな~。
グロいシーンも多々あり。
飛び出すわ。飛び出てるわ。。。飛んでるし、飛んでくるわ。。。
前半の「見たいけど、見えない狼男」は、恐怖を誘って良かった。
デル・トロが、イギリス人って・・・ 当時のイギリスのことは、よく知らないけど、見るからに、狼男というお顔立ちだもんね(メイクのせいよね。ごめんなさい)。
もっと、タイプの違う俳優さんでも良かったかな。
アンソニー・ホプキンスさん。さすが!
ハンニバル・レクター博士!ではないけれど、狼男も見応えあり。
ピアノの腕前も披露してくれて、嬉しい。
マトリックスのエージェント・スミスのヒューゴさん。
相変わらず、おでこが可愛い。
アバーライン警部と言えば、「フロムヘル」で、ジョニーが演じたけれど、タイプの違うアバーラインでした。
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