デス・レースのレビュー・感想・評価
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ワイルド・スピード2000年。 オリジナルとは全くの別物だがこれはこれであり…かなぁ?
ディストピアと化した近未来で行われる死のレースを描いたカーアクション映画『デス・レース2000年』(1975)をリメイクした『デス・レース』シリーズの第1作。
財政破綻により刑務所が民営化した近未来のアメリカ。ターミナル島刑務所では囚人たちが命懸けのレースを繰り広げており、それは全米に中継されて国民的な人気を誇っていた。
元レーサーのジェンセンは、妻殺しの罪を着せられターミナル島へと収監される。刑務所長のクレアは、彼を覆面人気レーサー「フランケンシュタイン」の替え玉としてレースに参加させる…。
主人公であるジェンセン・エイムズを演じるのは『スナッチ』や『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサム。
フランケンシュタインのライバル、マシンガン・ジョーを演じるのは『ワイルド・スピード X2』『トランスフォーマー』のタイリース・ギブソン。
不遇時代のスタローンが出演している事でも知られるカルト映画『デス・レース2000年』を、今やスライの後継者との呼び声も高いアクションスター、ジェイソン・ステイサムを主演に迎え、装いも新たにリメイク…なのかこれ?
引き継がれているのはフランケンシュタインの設定とマシンガン・ジョーという名前くらいのもので、あとは時代感から舞台設定、レースの内容までガラリと変わってしまっている。
オリジナルのブラック・コメディを取り外し、代わりに00年代らしいダーク・アクションを搭載。セクシーなチャンネーを侍らせ、騒々しいBGMを鳴り響かせながら車をかっ飛ばすヤンチャさはまるで『ワイルド・スピード』(2001-)のようである。ステイサムとタイリース、出演者まで『ワイスピ』。もうこれ普通に『ワイスピ』だろ…。
ただ、ステイサムが初登場する『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)よりも本作の方が公開年は早い。本作を見たヴィン・ディーゼルが「ステイサム良いじゃん。シリーズに呼ぼう!」とか言い出した可能性も、無きにしも非ずか?
ステイサム&タイリースのワイスピ組にはやはり華があり、彼らの活躍を見ているだけでそれなりには満足する。巨大モンスタートレーラーとのバトルなんかは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)の先駆けといった感じで、その迫力ある映像に普通に感心してしまった。ゴア表現も頑張っているし、口汚く罵るような出来の作品ではない。
ただまぁ、良くも悪くも大味のアクション映画。まるでテレビゲームのようなレースシーンは繰り返しが多い上にロケーションが変わらないので直ぐに飽きが来るし、妻を殺されたばかりの主人公に葛藤や苦悩の影が微塵も見えないなど人物描写もお粗末。そりゃポール・W・S・アンダーソン監督に過度な期待はしていないものの、もう少し工夫を見せて欲しかったところである。
B級映画の帝王、ロジャー・コーマンが生み出した偉大(?)な初代『デス・レース』。バカバカしい作風の奥底でキラリと光る風刺性や、観るものをドン引きさせるギャグセンスなど、出来はともかくオリジナリティに溢れた作品だった。それらの要素を捨て『ワイスピ』の模倣に走った本作を高く評価する事は出来ないが、まぁこのくらいのちょうど良い娯楽映画も世の中には必要なのです🙆
男の子心をくすぐる。
「ワイスピ」のキャストがかぶってたり、随所に演出も意識されていて(特にムチムチ美女が登場するシーン)、シリーズのスピンオフ的な作品として楽しめる。何より「ワイスピ」に比べて上映時間が短くてよい。
ストーリーは良くある内容で特になんのひねりもない。でも本作の魅力はそこではなく、なんといっても男の子心をくすぐるカーアクション。
男の子ならだれもが子供の頃ミニカーで遊んだ記憶があるはず。本作を見ていて私も子供のころの記憶が呼び覚まされた。
厚い装甲に覆われ、多種多様な重火器を備えた車たちがしのぎを削って戦うさまはまさに子供の頃のミニカー遊びを彷彿とさせる。また、レース中に剣や盾のプレートを踏むことで、攻撃出来たり防御機能が働いたりとロールプレイングゲームのような工夫も凝らされていて面白い。挙句には本家のマッドマックスネタまでとサービス精神満点である。
本作はそれだけを楽しめばいい作品で物語などは二の次。実際十分楽しませてもらった。欲を言えばラストの対決はもうひと盛り上がりほしかったところ。
ちなみにスタローンが出てるオリジナル版はほとんど覚えていない。だいぶ緩い作品だったような。
痛快なカーアクション作品
「デス・レース2000年」のリメイク作品。
オリジナルのロジャーコーマンが製作総指揮に、更にデヴィッドキャラダインも声のみながらも参加。
主演はジェイソン・ステイサム。
一般市民を轢き殺すとポイント加算するルールは排除しており、あくまでレーサーたちによるデスマッチになってました。
ここら辺は現代のモラルからでしょうか。
物語は冤罪で投獄された元レーサーが、伝説のレーサーフランケンシュタインに扮してデスレースに巻き込まれていく物語。
車はあのサイケデリックなデザインは消え、完全に世紀末。マッドマックス仕様にになってます。
あと武器の使用権利やトラップが、もうマリカーでしたw
一番違うのはモノトーン風の色調でおしゃれな感じの絵になっているところでしょうか。
リベンジ物としても分かりやすく見易い。
オリジナルとは違いカルト色は息を潜め、スタイリッシュで痛快なカーアクション作品でした。
命を、賭けて、参加せよ。
原題
Death Race
感想
負けたら最期、死のレース
今、2人で挑む600馬力の臨死体験!!
久しぶりに観ました。単純かつサクサク進むので観やすいです。そしてど迫力のカーレースでした!
アイテムを使うためにパネルを踏むシステムはマリオカートですね笑
剣は機関銃、盾はオイル、スモーク、ナパーム、ドクロは…。
ジェンセンチームのメンバーはみんないい奴でした、特にイアン•マクシェーンはシブいです!
姑息な手を使う女所長と看守長にイライラしますが最後はスカッとします!!
物語もハッピーエンドでなによりでした!
エンディングクレジット前の注意
この映画に登場するカーアクションは十分に安全を確保したうえでプロのスタントマンが行っています絶対に真似をしないで下さい
って真似するかっ!!笑
デス•レース、ステージ1
4勝のフランケンシュタイン
3勝のマシンガン•ジョー
中国マフィア、14K
死神グリム
白人同盟、パチェンコ
元レーサー、トラヴィス•コルト
シド
リッグス
カーソン
デス•レース、ステージ2
フランケンシュタイン
マシンガン•ジョー
14K
パチェンコ
リッグス
カーソン
デス•レース、ファイナルステージ
自分の目で確かめてください!!
※最高のゲームだぜ
※ナメたマネして 私に逆らうやつは生かしておかない
【妻殺しの冤罪で、脱獄不可能な刑務所に入所するも、死のレースを制し、愛する娘に再会しようと奮闘する元レーサーの男の物語。】
■近未来のアメリカでは、熱狂的なテレビ番組が人気を博していた。
それは、脱獄不可能な刑務所で行われる“死のレース”。
レーサーは服役中の凶悪犯で、無実の罪を着せられた元レーサーのジェンセン・エイムズ(ジェイソン・ステイタム)は、冷酷な女所長ヘネシー(ジョーン・アレン)の思惑により半ば強制的にレースに参加させられる。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・様々な武装した機器を装着した”死のレース”に参戦する車を操作する凶悪犯たち。
ー だが、今作で一番凶悪なのはパツキンで冷酷な女所長ヘネシーである。キッパリ!-
・第一レースから第三レースまでの間に次々に死んでいくレーサー。女所長ヘネシーが考えた様々な武器アイテムも効果的である。
■最後に生き残ったジェンセン・エイムズと最初は彼に敵意を剥き出しにしていたメイソンが企んだ事。
更に、ジェンセン・エイムズのメカニックたちが良い。特に刑務所を出れるのに、外の世界が恐ろしくて出れない漢気のあるコーチ(イアン・マクシェーン)が、良い仕事をしている。
<今作のジェンセン・エイムズとメイソンが自由を求めて、ターミナル島を脱出しようとするシーン。それまで、平静さを保っていた女所長ヘネシーが激怒する姿。
そして、コーチが彼女に贈った素敵なプレゼント。
自由になったジェンセン・エイムズとメイソンが安住の地で穏やかに暮らす姿。
そして表れたジェンセン・エイムズのナヴィゲーターだったケースも登場し、彼女にジェンセン・エイムズが愛娘を紹介する、ラストシーンは非常に爽快な作品である。>
ステイサム映画はどうしても見ちゃう
興奮する残酷殺人レース
ベンハーもどき
市街地レースで人を轢くと加点されるというとんでもないルール、しかも大統領公認、エロ・グロ・ナンセンスを詰め込んだ狂気の毒映画「デスレース2000(1975)」のリメイクだとか。
命がけのカーレースに興味はあるものの原作では余りにも不道徳、そこで普通の観客でも許容できるギリギリの線でのリメイクを思い立ったのでしょう。
本作も毒気十分だが、狂気の舞台を刑務所内に限定している。カーチェイスならトランスポーターのジェイソン・ステイサムがヒーローに最適であることには異論は無かろう。
見せ場は改造車でのデス・レースなのだが、なんとなく名作「ベンハー(1959)」のチャリオット(戦闘馬車)レースを想起させる、主人公が冤罪で投獄されるところもそっくりで、まるでオマージュに思えてきた。
狂気の女所長はローマ時代の皇帝か、コロッセオでの殺人遊戯や戦車レースと言い古代からデスマッチを娯楽としてきた人類の暗部を風刺したかのようだが、それはアンダーソン監督が面白がる観客にエクスキューズを与えてくれているのだろう。
TVではエンドロールはカットされていましたが、危険運転、良い子は真似をしないようにとのクレジットが出たようです、なんとも人喰った監督さんですね。
予想通り。
ステイサムvoice最高
真似するかっ!?
最初は、あまりに狂気的な世界観や設定になかなかついていけなかった(笑) だって、5勝したら、自由の身?更生もしていない極悪人を釈放?ありえないでしょ!?人が死ぬたびに、ニヤける女所長。(まあ、この人は生粋の悪だったけど)そして、その度に視聴者数が増えていく庶民の反応。なかなか受け入れられなかった。
でもまあ、そんなことを途中からどうでもよくなりましたね。マッドマックス仕様なレーシングカーでのレース!銃撃や体当たり、激突、大炎上などのオンパレードでまさにマッドマックスを見てるようだった。マリオカートみたいな要素に「??!」と思いつつも、大迫力のレースシーンが3本も見てたのはボリューム的に◎。カメラワークもいい感じで、疾走感をうまく表現できていた。しかも、第1レースはレーサーたちの争いだったのが、次第にフランク、メイソンvs所長にシフトしていくと、敵味方がはっきりわかってより面白くなった。最後も、フランク、メイソンは脱走に成功、所長には天罰と、ハッピーエンド(?)な決着でよかった。
ワイルドスピードxマッドマックス
(バ)カーアクション
こっちのポール・アンダースンなので、ストーリーや設定の粗は言うだけ野暮ってもんですかね。
頭空っぽにして観るバカアクションなのに、長すぎるのがいただけない。
逆に所長は一瞬で終わりで、どうせなら所長をもっとイジってどS鉄面皮をヒーヒー言わせないと溜飲が下がらない。なのでそこだけ脳内補完しておく。
ジョアン・アレンはキャリア的には演技派でやってきていたみたいだが、いいのか?
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