「古田新太映画初主演!なのに。」小森生活向上クラブ こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
古田新太映画初主演!なのに。
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平凡なうだつの上がらないサラリーマンがひょいと起こしてしまった殺人をきっかけに、「存在自体が不幸を撒き散らす人間を、早めに消去することが他の人間の助けになる!」の論理を持ち出して、一応正義の名の下に、制裁をくわえていく。
ところが本人の思惑をおいてけぼりに、事態が大きくなっちゃって…。
というストーリー。
そりゃあニュースを見てたってこいつ死んだほうがいいだろう?!て思う奴はいる。
だからこの映画ももっと、痛快さがあってもいい…と思うのだが。
正義のわりには殺すまでのいたぶりが案外残忍なせいかな。
ホラー、バイオレンス、スプラッター苦手だもので口に合わなかった。
後半のライクアローリングストーンな展開はちょっと可笑しい。
私は観ている間「シリアルママ」、連れはまた違うミュージカルを思い出していた。
パクリとかいうことでなく、デスノートといい、みんな心の中で殺したい奴がいるんだなあということだな。
しかしなあ、こいつは将来的に害をなすからやっつけちまえ!と大々的に言ってアメリカはイラク攻撃したんだよね…。現実のほうが規模大きくなっちゃってるのが恐ろしい。
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