のんちゃんのり弁のレビュー・感想・評価
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子役放置、むげなり
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小西が売れない作家の旦那に愛想をつかして娘と共に実家に帰る。
そこで初恋の相手と出会う。その男は写真家となっていた。
2人はいい感じになり恋仲になりかけるも、アホ旦那が邪魔する。
小西は偶然食った小料理屋の味噌鯖に感動し、弟子入りを志願する。
そして弁当屋を始めたいと、料理の勉強に精進した。
ある日アホ旦那が幼稚園から娘を勝手に連れ去り、大騒ぎになる。
小西は切れて旦那をボコり、これに初恋の相手も引いてしまう。
そんなこんなで弁当屋を始めるのだった。
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可愛いがたくましいおかんを小西が好演していたと思う。
特に切れまくりのシーンはいい感じだった。
子役はかなり放置されてる感じで、どーでも良い存在だった(場)
良かった
バツイチシングルマザーの自立は大変ですけど、絶対に自立した方が人生ハッピーですよね。仕事を通して学べる事もありますし、自分でお金が稼げると気持ちの安定感が全然違う。舞台となった下町も風情があって良かったですし、手の込んだのり弁も作ってみたいです。私は板橋生まれなので、あの感じが凄く懐かしかったです。
話が進むと映画の雰囲気が変わっていく。夫婦ゲンカのシーンが激しくて...
話が進むと映画の雰囲気が変わっていく。夫婦ゲンカのシーンが激しくて良かった。残らないラスト。
ののやの主人が渋かった! 夫婦喧嘩が始まったら、包丁を隠す所は笑え...
ののやの主人が渋かった! 夫婦喧嘩が始まったら、包丁を隠す所は笑えました。 弁当屋オープンの日、のりをちぎりながら、泣く小巻には、ぐっときました。
予想外の面白さ
導入と弁当の説明の部分で、正直、最後まで興味を持てないと思ったし、絵も音楽にも特別なところを感じなかったし、演技や演出にもたくさん苛立ちを覚えた。しかし、見終わって思ったことは─非常に面白かった! 最後の静かな映像表現には感動した。特に小西真奈美を捉えた映像一つ一つが素晴らしく思えた。 映像のこだわりというものはそれほど感じなかったけれど、映像そのものに感動させられるところは確実にあった。
初めて小西真奈美を可愛いと思った!
良い話だった。
好きこそもののって感じですね。
岸部一徳と倍賞さんは本当に良い味出してましたね!
元気の出る映画だと思いました。
今週はのり弁にしよーっと(^^)
小西真奈美見直したよ。
働かない小説家の夫に愛想つかし、 シングルマザーとして生きる先が弁当屋さん。 話としては良くある話だけど時にコミカルに 時にしんみりとまとめた監督の手腕を評価。 特に主人公役の小西真奈美の演技はいい。 どちらかというと端正な顔立ちと抜群の スタイルで良いこちゃん役が定番だった 彼女も既に30台半ばで新しいイメージが 沸かないとこれからの役者生活はきついと 思ってましたが、この作品ではある意味 新しい魅力を、感じました。 夫との喧嘩シーンが最高。 こんな端正な顔立ちにパンチなんて 見てる側もハラハラ。 でも観る最後はほんわかして暖かい。 のーんびりして観る良い作品。 でも最後の号泣シーンが、いまいち わからなかったなあ。 色々込み上げる感情を描いたのかも しれないけど?? 有っても良いけど最後だからハッピー エンディングまで突き進んで欲しかった。
おとなの手になれたかな
30代のシングルマザーがやりたい事を見つけ自立し夢を叶える物語。 のんちゃんとは娘の名前。 幼稚園でのんちゃんがママお手製ののり弁を食べると… まわりの子供達は見慣れないのり弁に興味を示す。 のり弁は何層かに味が変わり栄養もしっかり摂れる愛情こもったお弁当。 海苔は予めちぎってからご飯に敷き詰める。 蓋の裏に貼りつかず食べ易いと言うから是非真似させて頂こう。 鯖の味噌煮も美味しそうであるが、何より驚いた事は、小巻扮する小西真奈美が別居夫に殴りかかる乱闘シーンである。馬乗りになったり、額や椅子を振り下ろしたりともはやおとなしそうなイメージが吹っ飛んだ次第である。 小巻の融通の利かない真っ直ぐな性格が良くも悪くも周りを振り回す点、見ていてイライラする。 人生そんなに甘く無いぞ!と説教したくなるのだが、そこは、ととやの店主が一喝! まだまだ子どもの手ではあるがお弁当屋を開店する事で周りの人々に感謝し、素直にありがとうと言えるようになれば良いなぁと思いました。
地元蘊蓄中心でお送りします
これまで数千本の映画を観て来たが、この作品位ドッカンドッカンと、自分が常日頃の日常で目にしている路地裏が、画面に登場するのは初めてだ。
以下、感想よりも地元蘊蓄中心にお送りします(苦笑)
いきなり画面に映る我が○。そう言えば以前に「何か撮影してた」と、我が母親。最近の下町散歩人気から、いきなり知らない人が狭い路地裏を入り込んでは、カメラで撮影をしている時が有って。地元民として嬉しいやら気味が悪いやら。
画面に映る殆どの路地裏が直ぐに「あそこだ!」と解る。脳内で地図が完全に出来上がっている。
基本的には「キラキラ橘銀座商店街」を中心とした人情話。※1
この辺りでは、アルフィーの坂崎や、さま〜ずの三村の実家が近くに有るらしい。
下町人情コメディとしては、何と言っても『男はつらいよ』シリーズが広く有名だが、あれはあくまでも監督山田洋次が思い描く理想像の世界。
余りにも現実とはかけ離れた下町人情なので、少し気味が悪い。
それから言うと、この作品での下町気質はまだ現実味が有る方か。
それでも、徳井優演じる八百屋のおやじが時折見せる姿の人情は、少しやり過ぎの様に感じる。
下町人情も現実的には今や昔なのだ。
この辺りで車が2台すれ違う道幅の道は、東京大空襲で焼けた地域。逆に車も通れない道幅なのは、空襲で焼け残った地域。殆どの家が木造の作りなので、神戸で震災が有った直後には慌てて役所が調査に乗り出した程。引っ越しを勧めては新しい町作りを模索してはいるが、この愛着の有る土地を去る人は少ない。※2
主人公の小西真奈美は“いーきーばーしょ”を探している子持ちの母親。
だらしがない夫を捨てて生まれた実家に帰って来る。そのうちに岸部一徳演じる居酒屋店で“それ”を見つけ、弟子入りを志願するとゆう話。
この居酒屋店の前の道幅は広く、東武鉄道の下をくぐって行くので、お店は向島方面に有る様だ。舞台となって居る地域からはやや遠い。(地蔵坂通り商店街?)
また、この時に小西真奈美が京成電鉄の脇を通るルートは、ちょっと有り得ないルートを通っている。※3
細かくチェックすると、Aから直接Bに行く途中で、遠回りでCを通って行っている感じ。
画面奥から手前のガード下を通って行くが、画面奥の近くには踏切が有る。※4
(画面上には平行して京成電鉄の電車が走っていたが…因みにこの近くに有る「曳舟湯」は、ハリウッド映画の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』に登場した事が有る。)※5
この京成電鉄のガード下の通路は、以前に亡くなった池田貴族が、「首を吊った死体が見える」と言った場所だが、地元民としてそんな噂を聞いた事は無い。でも…。
京成電鉄と東武鉄道。それに東武亀戸線が交差する場所が有る。
地元では《三角池》として知られる場所で、そのガード下からは近い。
ここは以前から「出る!」と言われている場所。
関東大震災の時に、猛火に逃げ惑った人々が、ここの池に飛び込んだ為に獅子累々たる死体が浮かんだと言う。
でも実際に“幽霊”を見た人は少ない。長期に渡って立ち入り禁止だったのも有るが…。でも、死んだ祖父からは色々な話を聞いた。
最近はスカイタワー建設※6 に向けて開発・整備されている。因みにスカイタワー着工直前の映像も本編には収録されている。現在は建設も進んで、本日現在その高さは凡そ200メートル位か?
《三角池》が有った場所は、スカイタワー建設現場の一番端っこに位置する。
小西真奈美がバイトに行く居酒屋「小雪」は、(おそらく)浅草の馬券売り場の裏に有る飲み屋では?そうだとしても別に変では無いが…。
この後で、小西真奈美がワンカップを煽る公園はどこだろう?地元に住む俺の知らない場所かな?
ところで、この作品には小さな公園が多数映っている。
少ない土地をなるべく有効活用し、子供達が遊べる様に沢山の小さい公園がこの地域には多い。
初めに子供と遊んでいたのは、京成電鉄曳舟駅手前の公園か?
お弁当の感想を聞く場面の公園は、原公園(小西真奈美の役名の由来か?)だと思うのですが…。
この公園(多分だけれど)と、本屋の有る場所が、《キラキラ橘銀座商店街》のそれぞれ入り口と出口 。徳井優が居る八百屋はこの中間点に有る。
地元民として不満なのは、何故《マンモス公園》を出さなかったのか?この地域に住む“大人”としては、この地域の精神的な《原風景》の1つなのだけれど…。
山口紗弥加と出くわす場所。道が斜めに走り、三角っぽい家が映る場面。
見た目は三叉路だが、実際は四叉路。
ここは「電気湯」とゆう銭湯の直ぐ傍で、その昔には美味しい「もんじゃ」焼き屋さんが多数存在していた場所。※7
若い頃に建夫に片方の手袋を渡す場所は、東武鉄道堀切駅前。
「パパと呼ばないで」や、「3年B組金八先生」。森田芳光監督の『の・ようなもの』等にも登場していた駅。
舞台となっている地域からはかなり離れているので、少し違和感が有った。
建夫が運転する川口写真館の車に乗り、俯瞰で運河の橋を渡る時に映る道は、錦糸町の錦糸公園横の道。
その昔は「鬼塚タイガー」(現在のアシックス)の営業所みたいなところが有った。
その後Uターンして直ぐ近くにある「亀戸天神」へ。
脚本には、『私は猫ストカー』を監督した鈴木琢彌の名前が有る。
あちらも人気の散歩スポット谷根千を魅力的に切り取っていた。
地元とあってまともに論じるのは難しいのですが、個人的には『私は…』の路地裏の方が魅力的に見えた。
絶えず聞こえる踏切の音は印象的なのだから、何度か映る踏切と併せて、走る電車が映っていない(映画の冒頭は別の路線)のは何故なのだろう。
そう思った理由として、映画の内容自体は面白いのだが、アクセントになる様な部分が少し足りない様な気もする。
こちらが地元に住むだけに、たまにこの辺りがテレビ等で、“如何にもこれが下町の風景”的な感覚で取り上げられる際に、違和感が付き纏う様に。
それこそは、現在この近辺は建て替えや公団等。これまでなかなか手が架けられなかった町作りの一環から、少しずつですが昔風情の光景が消えつつあるのも現状です。だからこそやはりと云うか、“外”の人が見た下町と、“中に住む”人間との見方の違いを感じてしまうのかも知れませんね。少し言い難いが、小西真奈美が余り魅力的に見えない(下町生まれの匂いがしない)のも、その1つでした。
何よりも我々地元民にとっては1番有り難い存在の“あの人”の“拍子木の音色”が聴こえないのはね…。(「アドマチック天国」でも無視されていたなあ。」※8
今後はスカイタワーブームに乗って、人気スポットとして多くの人が見物に来そうで、何だか嬉しいやら恥ずかしいやら…。
今回まともに映画の感想は無理だなぁ〜。
※1 この商店街は以前「ウンナンのこれが出来たら100万円」のロケ地だった場所。近年は利用者が減り、シャッター商店街となりつつある。
※2 現在少しずつ昔ながらの長屋が取り壊されている。
そしてそれは我が家も。
※3 現在高層マンション建設中
周りが様変わりしてしまった。
※4 過去何度も人身事故を起こした踏切だが、京成鉄道の高架化により間もなく失くなる予定。
※5 マンション建設の為に撤去されてしまった。
※6 勿論スカイツリーの事。当時はもう正式名称が決まっていたのだろうが、《ツリー》と入ると12月のイメージが強すぎるので、自分の予想の中には無かった。
※7 よく《もんじゃ》=月島のイメージだが、テレビ等で紹介されるもんじゃは、もんじゃであってもんじゃで無し。(あくまでも個人的意見)
※8 スカイツリーブームで何度か番組で紹介され。私が見落とした回でちゃんと取り上げられていた。
(2009年10月3日 スバル座)
奮闘
だめ夫と別居し、女手1人で娘を育てるために 仕事を探していくうちに 自分がやるべきことを見つけるというような話で やりたいことが決まった後の主人公のひたむきさには心を打たれました。 前にテレビでやっていたのを録画しており あまり、期待せずに見たが そういう映画がおもしろかったときの お得感はいいですね
コミック原作映画はリアルに心に響かず、総てが色褪せて見える
ヒロインである小巻こと、バツイチ・子連れ三十路女が、自立してみせます!と夫との離婚を契機に、人生再出発を宣言する、バツイチ・サクセス物語の映画だ。
この様なお話しは、一見どこにでもありそうで、実は、この話は中々あるお話しではない。
いや、こんな映画のような事は、絶対に有り得ない話だと私は思ったのだった。
小巻の母は、自宅で着付け教室を営んでいる。既に父は他界しているらしいので、そんなところに、一人娘の小巻が幼い娘の手を引きながら、実家に出戻りして来るものだから、母親も堪ったものではない。
と言うわけで、この小巻と母とのエピソードを初めとして、小巻の学生時代の遠い遠い過去の元彼との復活劇は如何になるものか?
小巻は、このしっかり者の母親に育てられていた筈。
何故、一人娘の小巻は、こんなにも、世間知らずの子娘なのだろうか?
しかも、30才になると言うのに、まるで、純粋培養液の中から外へ出た事など決して無いような、いまだに、箱入り娘のままなのだ。
そして、よりを戻そうと、復縁を迫る元夫君との復活はあるのだろうか?
更に、この映画の題名でもある、「のんちゃんのり弁」と言うからには、のり弁が、ヒロインのその後の生活に、どんな関わり合いをもってくるのかと言う問題まで、
どれを取っても、設定的には、笑えるエピソードのてんこ盛りで、お腹一杯になりそうな物語である。
しかし、これらのエピソードの数々は、ショウウインドウの中のサンプルのごはん同様に、見かけはどんな巧い話しであって、笑えても、決してサンプルのごはんは食べる事が出来ない事と同様だ。
食べられない、食事は、栄養もなければ、満腹になる事もない。
この作品で描かれる、下町商店街で繰り広げられる、ドタバタ喜劇のエピソードの数々は、セリフは巧くて響きが良くても中身が無くて、偽物まんまで、シラケテしまう。
笑えて、泣ける筈の、小料理屋の大将との、やりとりの一つ一つまでもが、色あせて見えて来てしまう。
岸部一徳が折角巧い芝居を魅せてくれても、リアルで無くなってしまうのだ。
単なる、美辞麗句の羅列だけでは、心虚しく、セリフだけが、只流れゆく。
出演俳優陣の努力は認めるのだが、コミック漫画の原作設定が、いかにもチープで、映画的には、私には認められない話しなので、最後まで、受け付けられない。
コミック作品の映画化量産作戦、どうにか止めて欲しいものだ!さもなければ邦画の明日がない。
捨てたくない・・みんな腐らせちゃうんだよ
映画「のんちゃんのり弁」(緒方明監督)から。
キーワードとなる単語は「意表」だった。
「意表」とは辞書によると
「考慮に入れていないこと。思いの外。意外」
「意表を突く」とは「相手の予想外のことをする」。
「どうして君はこう意表をつくかなぁ」がメモされた。
しかし私が選んだのは、優柔不断の主人公の彼女に
一喝した、岸部一徳さんの台詞。
「奥さん、責任とるってなに?あんたの言う責任って、
一体、なんなの?何かの責任をとるってのは、
だいたい他の何かを放ったらかしにしなきゃできねぇんだ。
捨てたくないからって、全部、抱えていたら、
みんな腐らせちゃうんだよ。あんた、それ、わかるかい?」
字幕じゃないから、正確じゃないかもしれないが、
そんな話をした。
みんなにいい顔していたら、結局は何も残らないんだよ。
逆に、その優柔不断さが、みんなに迷惑をかけるんだ。
そう諭しているようで、胸に響いた。
あとは、勢いだけではじめた「お弁当屋」さん、
長く続くことを祈るだけである。
奮闘ヒロインに喝采!
いわゆる下町人情劇である。 朝の連続テレビ小説や昼ドラマでもイケそうな話である。 (実際、昼ドラマで昔やった事があるそうな) でも、駄目亭主と殴る取っ組み合う31歳シングルマザーの奮闘に喝采! 面接に何度も何度も落ちても、まだまだやれるのだ! 僕も大体同い年なので、共感する点多々あり。 小西真奈美の魅力溢れる演技も良かったし、岸部一徳はやっぱりイイ!日本のジェフリー・ラッシュ…は言い過ぎか?
ほんわかではない ?
ほんわか料理映画だと思っていたけれどそういうわけでもなく。 主人公は、夫と別居し、娘と二人で生きていかなければいけない という場面になって初めて自分の優れている部分に気付いていました。 そのきっかけが"のんちゃんのり弁"だったから題名なのかな。 料理がとてもおいしそうだったけれど、のり弁の説明をする時の図でお腹の減りが少しおさまりました。 「のんちゃんはしょっぱいのすきだもんね」っていう台詞がとてもすきです。
ピント合わない
どうも、想像していたより、どたばたな映画でした 写真屋さんとの関係もイケてないし 主人公が造るより一徳さんの料理シーンの方が多いし お世話になったととやの什器を破壊する豹変には違和感あり いくらなんでもそんなことしないでしょう 可も不可も無いお話でした
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