「ケイトが美しい」ホワイトアウト kokkoさんの映画レビュー(感想・評価)
ケイトが美しい
南極を舞台にした、ケイト・ベッキンセール主演のサスペンス。
最初から、中盤くらいまで、ちょっと展開がゆったりとしていたのだが、
南極大陸での遺体発見の謎解き、そして、最初のシーンの飛行機の謎解きなど、
けっこう面白い。しかしちゃんと謎めいた要素は盛り込まれていて、氷に埋もれて
いたロシアの輸送機と、その中に補完されていた謎の容器が
殺人事件と密接に関わってきます。飛行機での窮地のシーンはあまりにもあっけなく、若干残念でした。しかし
ホワイトアウト(猛吹雪で視界が真っ白になる状態)の中で展開
される殺人犯とのチェイスは見応えがあります。自由に身動きが
とれず、さらに命綱を掴んでいなければ吹き飛ばされる暴風。
視界は極端に悪くても、犯人と主人公は同じ命綱を辿って移動
しているので、犯人が主人公を見失う事はありません。
犯人の正体は意外ですが、そこまでの捻りはなかったです。
それにしても、ケイト・ベッキンセールはとても美しく、大きなスクリーン彼女をみるだけでも楽しめた映画です。
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