「サスペンス映画として非常に取っつきやすい」ホワイトアウト 居眠りんタカちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
サスペンス映画として非常に取っつきやすい
南極が舞台のサスペンス映画というだけで、製作陣の苦労が伺える。
実際、それほどお金は掛けていないだろうけどそこかしこに工夫がされているのが分かり充分入り込めた。
役者の演技もモチロンそうだが、小粒ながらしっかりまとめ上げられているため、最後まで全く飽きずに観られた。
本編にも少し触れると、南極大陸でそもそもあり得ない殺人事件が起き、そこに偶然居合わせた警官が捜査をするという名探偵コナンの劇場版でありそうな設定。所々で笑いを入れて緩急をつけているため、そこら辺もコナンシリーズにありがちなパターン。そういった意味でも取っつきやすいこともあり、それほど予算を掛けてない作品ながら劇場公開された要因だろう。なんやかんや、不思議な魅力を持った作品。
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