「酒と釣りと家庭菜園。」画家と庭師とカンパーニュ ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
酒と釣りと家庭菜園。
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名画座にて。
私がよく行く名画座では、出演しているD・オートゥイユが
とてもお気に入りのようで、彼の作品がしょっちゅうかかる。
彼はアクションもこなす俳優だが、私はコメディ系に見える。
顔も面白いが、動作も面白く、愛らしい嫌味を連発する^^;
こういう可愛いオジサン(すいません)ってモテるんだろうなー。
なんたってE・ベアールとの間に子供までいるんだもんねぇ♪
今回の彼は「画家」の役で、親友役のいかりや長介似の俳優^^;
J=P・ダルッサンは「庭師」。
故郷に帰った画家の家に仕事を申し込んだ庭師が運命の再会、
そこから友情を育んでいく話である。
話にこれといった起伏がないので、これは観る人によっては
かなり眠くなる作品に違いない気もするが…^^;
でも自分がこんな境地に差し掛かった頃に、懐かしい友人と
また新たな絆を築けるだなんて、やはり羨ましいなと感じる。
穏やかでたわいのない会話が、まだかこれでもかと続いていく…
なぜかダニエルには女ったらしの役が多い^^;
今回も浮気を機に、奥さんから離婚を言い渡されている男の役。
娘にまで罵倒される父親のくせに、どうもこのヒトの顔を見ると、
悪党に見えないから困ってしまう。。^^; 役得か。
ラストのほろ苦い余韻も、家庭菜園で実った野菜たちが、
二人の集大成をほのぼのと語ってくれているようで、温かい。
(嫌味、悪態、何でもござれ。男同士の友情って素敵だ^^;)
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