東南角部屋二階の女のレビュー・感想・評価
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秘密を覗く野次馬的感覚
全編昭和風、古びたアパート、くすんだ感じのスタンダードサイズの映像、街の風景も何とも懐かしい。
そんな中、高橋さんと香川さんの人間関係、解き明かされる真実。ちょっとミステリアスな展開は興味津々。香川京子さんのおとなしいけど芯の強い女性像がはまり役で美しい。この役どころは彼女なくしてあり得なかったのではないかな。3杯の冷酒を連続して実に美しく注ぐシーンが何か心に残る。
竹花さんは亡くなっていたんだ。存命ならばきっといい役者になっていたかな。
だらだらした展開
着物のシーン
全体的に優しい雰囲気で、
西島さんと加瀬さん目当てに見たけど
いい映画に出会えた印象。
単調に見えるストーリーからの
最後の着物のシーンがぐっとくる。
それぞれが何かから逃げていて
どうしようもない部分をもっているけど
最後には少し成長して結果いい選択をしていく
といった印象。
また忘れたころに見たい。
こんなアパートに住みたい。
いまどきの日本映画ね。
ゆるキャラが、ゆる~く繋がっている・・・そんなカンジの作品です。
見る人によっては、退屈しそう。
昭和の佇まいを残すボロアパート。
父の残した借金返済のため、このアパートを売ろうとするが、祖父はボケているのか、ボケていないのか、アヤシイ状態。
お互いに経歴詐称したお見合い相手と、勢いで会社を辞めてしまった同僚が、このアパートで暮らし始める。
30歳前で、仕事は辞めてしまい、進む道も決まっていない3人。
小料理屋の女将の香川京子さんや、畳屋の塩見三省さん達に温かい助言を貰い・・・
さて、この3人の行方は・・・?!
私たちの日常って、特別なことが少ない。
そんな本当の日常の中で、自分の道を決めるなんて、難しい。
ちょっとしたきっかけがあれば・・・
回りに温かい人たちがいれば・・・
そんなゆるい、温かいお話でした。
香川京子さんは、見せ場をつくってくれた。
高橋昌也さんの無言の目の演技。
素敵でした。
その、女の正体は?
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