劇場公開日 2008年9月20日

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「いまどきの日本映画ね。」東南角部屋二階の女 りりーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5いまどきの日本映画ね。

2009年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

単純

ゆるキャラが、ゆる~く繋がっている・・・そんなカンジの作品です。
見る人によっては、退屈しそう。

昭和の佇まいを残すボロアパート。
父の残した借金返済のため、このアパートを売ろうとするが、祖父はボケているのか、ボケていないのか、アヤシイ状態。

お互いに経歴詐称したお見合い相手と、勢いで会社を辞めてしまった同僚が、このアパートで暮らし始める。

30歳前で、仕事は辞めてしまい、進む道も決まっていない3人。
小料理屋の女将の香川京子さんや、畳屋の塩見三省さん達に温かい助言を貰い・・・
さて、この3人の行方は・・・?!

私たちの日常って、特別なことが少ない。
そんな本当の日常の中で、自分の道を決めるなんて、難しい。

ちょっとしたきっかけがあれば・・・
回りに温かい人たちがいれば・・・
そんなゆるい、温かいお話でした。

香川京子さんは、見せ場をつくってくれた。
高橋昌也さんの無言の目の演技。
素敵でした。

りりー