ドロップのレビュー・感想・評価
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映画のいい部分と悪い部分がはっきり分かれる
総合:60点
ストーリー: 55
キャスト: 70
演出: 60
ビジュアル: 65
音楽: 65
元不良のお笑い芸人品川ヒロシ製作の暴力描写満載の不良映画。この映画はいい部分と悪い部分がはっきりわかれているように感じる。
いい部分は、登場人物は馬鹿で不良でどうしようもないやつらではあるが、仲間思いで熱血漢であること。素行の悪さを除けば人として悪いやつらではない。だから普段の何気ない会話とか行動とかの場面は普通の青春映画のようで面白い。またところどころに散りばめられた面白おかしい部分は、お笑い芸人としての品川ヒロシのセンスの良さが現れている。またいつも何か起きたりせわしく動いているので退屈しない。
悪い部分は、やはり過激な暴力描写。暴力がこの映画の1つの主題なのだろうが、中学生が日常的にバットで人を殴ったり刃物を振り回したり車で人をはねたりというのはやりすぎだろう。だから怖いとか楽しめないという視聴者もいるだろうし、もっと普通の中学生らしい喧嘩でもうまく映画は作れるのではないか。
それと最後の突然の上地の事故の場面は、いかにもお涙ちょうだいというわざとらしさを感じた。人によっては安っぽい演技もあったが、お笑いの部分もあるのでまだいいとしよう。だが中学生という設定の役柄なのに、やたらと成長した大人が演じている部分も違和感がある。
結論としては、まだまだ物語も演出も登場人物の演技も荒削り。だが悪い部分を取り除いて改善しもっと柔らかい路線で普通の青春ものにすれば、それなりにいいものになったかもしれない。その意味では品川ヒロシの可能性を感じる。
個人的には不良映画というのはあまり好きではないし、特に単純に過激な暴力で映画の迫力を出そうという方向に行っているものは魅力をそれほど感じない。彼は新作を作ったらしいが、普通に日常を描くのは初作品にしてはある程度能力を見せてもらった。だから今後も製作を続けるのならばそういう方向に進んで主題を作り、暴力描写を拡大すればいいという方向に逃げないものをこれからの彼に望みたい。
キャストがよくても脚本が悪いとこうなる
品川ヒロシの映画はおそらく宣伝費をかけているのか
キャストがいいからなのかよくみてしまう。
それで後悔する・・・。
以前にも観たあとで監督が品川ヒロシと知って「やはりか!」
と思った事があった・・・。
映画化できる理由がわからない。
配給会社は品川ヒロシになにか不利益な事でも
つかまれているのか?
企画はいいが内容がNG。
原作ありの作品ならクドカンあたりに書かせたら
評価が4以上になっていたかもしれない。
やはりプロデューサーと監督の責任は大きい。
普段社長職をしているので貴重な時間を返してほしい。
こうやって批評書いている今も時間を奪われている。
設定は無理があるが不良映画としては質が高い
成宮寛貴と水嶋ヒロで成り立っている映画かと思いましたが個性あふれる脇役と随所に盛り込まれる言葉の遊び(ギャグ)がメリハリ効いていて良かった。無理があるのが中学3年の設定。無理せずに高3の設定にすればよかったのに。次に上地。漫才ギャングでは主演だがどうも評価は芳しく無いようです。一度ロケの時に会ったが正直一般人と変わらずオーラが感じられない。品川がなぜ彼を使うのかが分からない。
笑・泣・楽
最近の中ではお気に入りで、とても感情移入し入り込んで観れた気がします。
ビーバップ世代で、単純細胞な私にはぴったり☆
笑いあり涙ありで、久しぶりに劇場の臨場感で見れたらイイのにな〜ぁ…と思わされた作品で、成宮寛貴kunの品川っぽさには驚き!知的で実直っぽい(?)感じの水嶋ヒロkunのイメージを脱した感もありました。
…でも感情と起伏が激し過ぎしまって考え方によっては疲れてしまう映画なのかもしれませんが、オススメです☆
うーん
好きな俳優さんが出ていたので観に行きましたが・・・やっぱりちょっと苦手かなぁ。
ケンカのシーンはたくさんあるにしても、もうちょっと・・・こうストーリーがしっかりしてたら観れたかな、って思います。
でも、映画に深い意味を求めず(笑)、とにかくスカッとしたい!って人にはお勧めできる映画だと思います。
暴力コント。
品川庄司の品川ヒロシの自伝小説を映画化。
え?この人って不良だったの!?くらいの感覚だった^^;
どう見たってお坊ちゃん面だ。頭もいいみたいだしねぇ。
映画好きは知っていたが、まさか自分で監督をやるとは。
友人が水嶋ヒロの大ファン。観たい!観たい!というので
一緒に観た。観た後の彼女の顔はなんとなく青ざめてた^^;
ケンカのシーンが結構リアルで、金属バットも出てくる。
「人間はそう簡単に死なねえんだよ!」が決まり文句の達也
(水嶋)がボコボコに相手を殴り倒すも、確かに誰も死なない。
(けっこうすんごい殴り方してますけどねxx)
以前、クローズZEROの時も書いたけれど、正しい不良映画?
で殺し合いは絶対に描かれない。ケンカのやり方をちゃんと
知っている人間なら、命を奪うような殴り方はしないものだ、
というルールをきちんと守っているからだ。ここは今作も◎。
主演の成宮くん、実は最初に達也役をオファーされたものの、
自分でヒロシ役をかってでたんだそうだ。それで正解かも^^;
クールなカリスマ番長、というイメージはヒロの方が合ってる。
血走った時の目つきなんか怖いくらい。実はこの子といい、
波岡くんといい、どうも私には宇宙人に見えてしまうのだが。
話の内容は…普通の?不良たちの日常生活が描かれるが、
脇に個性的な面々を配し、巧い具合に飽きのこない展開に
仕上げているので中だるみがない。ややお笑いに走っており、
どうなのかなぁ?的な部分もあるが(汗)切替の早さもあって
初監督にしては、、と感心した。
あの上地が主役を食うような演技を披露するところもあり^^;
遠憲、哀川の掛け合いには最後まで笑ってしまったvv
(ドロップって聞くとサクマ式ドロップスを思い出すなぁ~(古!))
青春ですな~
試写会で観ました、当日は監督の品川ヒロシとヒロシ役の成宮寛貴の舞台挨拶がありました
その為かいつもよりお客さんの集まりが早く、僕もいつもより早めに着いたつもりだったんですが、会場前は長蛇の列が出来てました(^_^;)
ストーリー的には私の世代からすると『ビーバップ・ハイスクール』や『湘南爆走族』的な感じなんですが
ケンカのシーン以外は「青春ですな~」って感じで、脇を固めてる人達のやり取りがなかなか良かったです
吉本の芸人さんも多数出ている事もあり、笑えるシーンもかなりありましたし、ジーンとくるシーンもありました
何気に中学時代を思い出してしまいました(^_^)
話題先行型ムービー
試写で観ました。
やすい青春、やすい友情、やすい恋に、やすい涙。。。
どうにも僕には合いませんでした。
水嶋ヒロ・成宮寛貴、この2人が不良なのは無理があると思いますが、
この2人のファンの方なら楽しめるのではないでしょうか。
「クローズ」などの不良喧嘩系が好きな方にはイイのかも。
お笑い芸人も出てくるのでファンは笑えるのかもしれません。
個人的にはエンドロールの衣装協力でCHARMCULTが出てきてビックリしました。
そこで感動しました(笑)。
何も残らない青春映画といいましょうか。
何が言いたいのか結局は解らず、なんとなーく2時間過ぎていった映画でした。
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